我が国では、2・26事件以来クーデターは起きていません
大半の日本人はクーデターなるものの実感がありません
しかしアジア・アフリカ諸国では、少し前までは
クーデターで政権交代するのが普通でした
ラテンアメリカでもしばしばクーデターで政権交代が起きました
そもそも軍事政権が多かったので
クーデター以外の政権交代が難しかったともいえます

タイ国でクーデターがあり
タクシン首相はロンドンに亡命?しました
ロンドンのガトウィック空港で
手を合わせながらタラップを降りるタクシン氏は
風にひるがえる上着の隙間に大きなルイヴィトンマークのベルトが見えます
クーデターに追われた国家指導者の亡命にしては
緊迫感の無い写真です
氏はロンドン市内に何軒かの家を持ち
妻も娘もロンドンに居住しているとのことです
亡命というより、帰宅という感じの強い絵柄です

タイ国内は流血騒ぎも無く
街を行く戦車を、若者達は携帯電話で写真に撮っています
このまま安定と収束に向かうようです

クーデターというものの印象も随分変わりました
これが平和というものなのでしょうか
進歩というものなのでしょうか
いずれにしろ、大事に至らず、タイの人々にはよかったです