新宮様、紀子様が無事退院され
まずは、ひと安心といったところです

新宮様のお印の高野槇について少し調べました
日本固有の木で、本州から九州まで分布しています
杉に似た常緑樹で、大きくなると
直径1メートル、高さ30~40メートルにもなるそうです
つまり、10階建てのビルを超える高さに成長する樹です

江戸時代、千住大橋の橋杭材は高野槇で出来ていました
伊達政宗が陸中南部地方で伐採した材木を寄進したと伝えられます
水に強く、朽ちにくい材質だからです
明治期の洪水で流されるまで使われ続けたといわれています
流されてしまった後も、住民たちは流された杭を拾い集め
仏像に加工して、守り神として祀るなどしたそうです
古い川柳に「加羅よりもまさる、千住の槇の杭」と歌われています

韓国中部の扶余にある百済(4~7世紀)の古墳から
高野槇で作られた木棺が発見されています
日本の学者の材質分析で明らかになったものです
日本固有種の木材が朝鮮半島古代の古墳から出土するのは、興味深いことです
白村江の戦(663年)では
百済支援のため、日本から4万もの大軍が出かけています
古代における、韓国中部の王朝と日本との深い関係が想像できます
朽ちにくい高野槇の材質が伝える古代の真実です