子供の頃は、将来は何でもできると
夢をいっぱいにふくらませて、楽天的な未来像を持つものです
子供には、一種の全能感があるのです
子供達のヒーローは、スーパーマンに代表されるように
超人的能力の持ち主です
親や他の大人達に守られた現実の中で
空想の全能感と現実の無力感が、混じり合ったまま
混然一体となっているのが、子供達の精神世界です

大人は違います
大人は自分の力の限界を知っています
自分の力の及ぶ範囲で、日々の行動を決定します
自分の立場を守りつつ、相手の立場も尊重します
自分が全能だとも考えませんし
相手が全能だとも考えません

自分の失敗や能力不足に落ち込んだり
相手のミスを攻撃したり
しょうもないと思いつつも
ついつい、やってしまいます
私のことです
要するに、私はまだまだ子供なんですね

謙虚であること
それは自分の限界を知ることから始まります
しかし、それだけではなく
人の限界を知ることもまた、必要でしょう
傲慢にもならず、卑屈にもならず
謙虚であるということは
そういうことではないでしょうか