根室湾中部漁協所属のカニかご漁船「第31吉進丸」(4,9トン)は
16日午前4時ごろ、ロシアの警備艇から銃撃を受け、拿捕されました
乗組員の盛田光広さん(35)は頭部に銃弾を受け死亡しました
ほかの3人は生存、吉進丸は国後島・古釜布(ふるかまっぷ)に連行されました

海上保安庁によれば
ロシア(旧ソ連含む)側警備艇による日本船銃撃は40件目です
死者が出たのは昭和31年10月以来、50年ぶり2回目です
平成6年以降、ロシア側に拿捕された日本漁船は54隻、503人にのぼります
このうち17隻が銃撃を受け、11人が負傷しています

私がじつに不思議に思うのは
これほどの事態に米軍がまったく動かないことです
はるか中東の彼方まで、我が自衛隊は日米同盟の実を示すべく
米軍と行動を供にしているではありませんか
なぜ米軍は日本の国境が侵されるのを、知らん振りを決め込むのでしょうか

これは日本の政治家に問題があります
日本の国境が侵された場合、積極的に米軍の防衛出動を要請すべきです
そして、米軍が出動を渋った場合
その事実を国民に公開すべきなのです
そうすれば日本国民は
日米安全保障条約なるものの本質がよく理解できるはずです

日米安全保障条約の本質は占領状態の継続です
日本国内の基地を自由に使い、日本を押さえ込み
自衛隊を米軍補助部隊とすることです
米国は日本のためにロシアや中国と戦う気など、はじめからありません

日本の孤立を心配する人がいます
しかし心配する必要はありません
日本はすでに、孤立しているからです
米軍が日本のために戦う意志の無いことは明らかなのです
安保条約締結以来、日本の隣国との国境紛争で米国政府または米軍が動いたことは
ただ1回もありません

現在問題になっている日本の国境は
第二次大戦後、連合国によって作られたものです
千島列島はもとより、朝鮮半島も台湾も日本領でしたから
北方領土問題も竹島問題も尖閣諸島問題も
本来起こりようの無い問題だったのです
連合国の中心は米国でしたから
全て米国の蒔いた種が芽を出しただけなのです