閉ざされた言語空間
江藤淳の著書の題名です
内容は占領下の日本における
米国の検閲の実態を暴いたものです
今、私の手元にその本が無いので、解説は書けません
私は江藤淳の著書を離れて、この問題を論じてみたいと思います

米国人には日本語の堪能な人物は少ないです
したがって、進駐軍の手先となって
検閲の実務を行ったのは日本人でした
実に、その人員は数万とも聞きます
多くは若いインテリです
食べるものも満足に無い時代
よい職にありついたということで
黙々とその作業に従事したのでしょう

それにしても
占領者の側に立って
自国の言論の制限に手を貸すことに
何の疑問も感じなかったのでしょうか?

多くは現在80歳以上の人々です
そんなおじいちゃんやおばあちゃんに
昔の話を蒸し返しても、仕方が無いと考える人もいるでしょう
しかし、彼らはインテリです
昔のことを、はっきり憶えている人は沢山いるはずです
私は彼らの弁明を聞いてみたいと思います

彼らの大部分は、占領終了後も言論出版界に居座り
日本の言論出版教育を支配し続けました
戦後日本の言論、出版、教育は
始めから売国奴達に支配されていたのです