占領下で検閲がなされていたことは
国民は知っていました
ただ、その実態がどのようなものであったのか
長い間、闇に包まれたままでした

評論家の江藤淳(故人)が
「閉ざされた言語空間」であきらかにするまで
戦後占領下における検閲の実態は
一般には知られていませんでした

有名な文学作品にも、検閲によって
書き直しを命じられた例があります

進駐軍による検閲の特徴は
事前検閲と書き直しにあります
露骨な出版妨害や本文削除ではありません
ですから、一般の人々には
検閲の存在すら知られませんでした

私達日本人が与えられた「戦後民主主義」とは
金髪のマネキン人形のようなものでした
ほんの一部の日本人は、憧れや劣等感を感じながらも崇拝しました
しかし、けして真正面から見ようとはしませんでした
まともな大人は相手にしませんでした
よく見れば、作り物の人形です
ただ、学校とマスコミが
一生懸命、進駐軍の代理で宣伝し
戦争中、まだ子供だった世代や
戦争を知らない若い世代を洗脳したのです