家族というものが、子育てのためだけに存在するなら
子育てが終わった段階で、家族は解消されるべきものでしょう
実際そのようなことを言う女性もいます
実践する人もいます、熟年離婚というやつです

家族とは、そのように機能的なのもでしょうか

社会は私達を無条件で受け入れてはくれません
入学や就職を思えば分かると思います
社会的組織に属するためには
必ず、ある条件を満たさねばなりません

家族に必要な唯一の条件は愛情です

家族間にとっては当然のことであり
家族以外の者にとっては最も困難な条件
”愛”こそが家族を成立させているのです

愛とは何でしょう
条件付きで受け入れるものを
人は愛とは言いません
愛とは無条件に受け入れるものです
生まれたての赤ちゃんは
社会人としての条件を一切備えておりません
その赤ちゃんを受け入れるものは愛以外に無いのです

人は成人し、社会人として自立します
そうなれば、もう安心でしょうか?
とんでもありません
社会的自立は不安定なものです
怪我や病気、加齢、経済状況、政治状況・・・は
私達を簡単に、不適格者として
組織の外に弾き出します
私達を無条件に受け入れてくれるものは
家族しか無いのです

「自立した個人の集団としての社会」など幻想にすぎません
私達は「家族」無くして、人間らしく生きることはできないのです
人間らしく生きるためには
無条件で自分を受け入れてくれる存在が必要です
それが「家族」なのです