私は長男の将来を楽観していました
病院の処置は大袈裟だと感じていましたが
万全を期すためには、やむを得ないだろうと考えました
逆に言えば、病院に任せておけば
生命の心配は無く、順調に発育するだろう思っていました
ただ、早く生まれただけで
胎内で育つのと同じように
保育器の中でも、すくすく成長するのだろうと思っていました
長男の状態や薬物投与の説明を受けても
生命に別状が無いことだけを確認できれば
それ以上の関心を持ちませんでした
ただ、一日も早く
長男の身体に挿された管が一本一本抜き取られ
保育器の外に出られ、自分達の手に抱き
自分達で直接育てられる日の来るのを
心待ちにしていたのです