やがて私達は病棟へと呼ばれました
靴を脱ぎ、手を洗い、白衣と帽子を着け
専用のスリッパに履き替え
病室へと導かれました
病室は各種センサーの発する電子音や
呼吸器の作動音が間断無く鳴り響いているわりに
その他の音や会話の聞こえない
不思議な静寂感が支配する空間でした
何人もの赤ちゃんが、保育器の中で
泣いたり、眠ったりしています
そこで、もう一度、手を消毒し
長男のいる保育器へと案内されました
長男は口から何本もの管を挿し込まれ
鼻からも挿し込まれ
足には点滴の管を挿され
身体のあちこちに、各種センサーを貼り付けられ
両手両足を縛られたまま、激しく痙攣し続ける
小さな赤ん坊でした
それが、私が初めて見る我が子の姿でした