その日、電話で昼間の事件を妻から知らされた私は
大いに心配しましたが、妻の声が元気だったので、ひと安心でした

妻の実家は厚木基地の近くです
通常のジェット機の騒音などは、妻は慣れています
あの日のことは、かつて経験したことはなく
まるで映画の爆発シーンに遭遇したような感じだったそうです
たしかに、あの日あの時間帯に、藤沢市内の我が家の窓ガラスも
一瞬、風圧を受けたような感じの、振動がありました
不思議な感じの現象だったので、私も覚えていて
妻からの電話で、そのことを話しました
あれは一体何だったのでしょう
空砲でも撃ったのでしょうか
ジェットエンジンの不完全燃焼でしょうか
マスコミ報道もありませんでした
何か極秘事項に関わることだったのでしょうか
いずれにしろ
一瞬の衝撃波は人々の記憶の彼方に消えたようです

検診の結果
お腹の赤ちゃんが逆子になってしまったことを除けば
特に異常は無かったようです
妻の容態が急変したのは、その後でした