アップルのibooksで電子書籍を試しに出してみようと思い、その手順を調査してみました。

とりあえず書きかけなので、自分自身のメモ書きとして。

1)出版物を.epubにする。

2)アマゾンのitunes connect に登録する。

3)ここで問題発生。登録するにはISBNの取得とアメリカのTax ID を取得する必要あり。

4)ISBN取得 日本図書コード管理センター

5)アメリカのTax ID を取得 調査中。

6)2に戻りitunes connect に登録する。

7)たぶん、作品を登録し、価格設定などをする。

8)審査待ち

9)配信完了

という手順になるかと思います。

現在、しばし考察中。

元々無料の本を作成し、日本でibooks経由で落としてもらおうかと思っていたので、

どうしようかと迷い始めました。

.epub方式にはしているので、

普通にホームページ上にファイルを置いて、ダウンロードしてもらって、

itunes経由でブックに転送してもらえば、iphoneでもiPadでも見ることはできます。

効果測定的に両方の手段をやるべきすよね。きっと。

なので、第一弾はまずはホームページ 上でダウンロードする形をとるかもしれません。

ステータス進んだら、この記事は書き換えていきます。
誰が言いだしたのか、紙の本をスキャンしてPDF化して、電子書籍として取り込むことを、

「自炊」と言います。

この「自炊」が今、結構なブームになっています。

なぜ人は自炊するのか。

一番の理由は本を置いておくスペースの問題でしょう。

次に、本をいつでも持ち歩くことができること。

僕は何度かの引っ越しの度に、読み慣れた本と悲しい別れを体験しました。

古本屋に売って、いつか広い家に引っ越した時にまた買い直そう、と思いながら。

その時、自炊というものが広まっていたら、

迷わず自炊していたと思います。

ただ、この自炊するのには裁断機とスキャナ、そして多くの手間がかかります。

そこで、自炊代行サービスというのが巷で出てきています。

著作権的にはアウトっぽいのですが、

読者的にはそれだけの価値があるということで、自炊代行サービスに頼む人は多いようです。

コスト的には1冊100円ということなので、まぁ結構な値段するのですが。。。

1000冊頼んだら10万円ですからね。

そして自炊サービスの出現ということでもわかる通り、

実は紙の本というのは個人レベルで容易に複製、流通できるのです。

よく電子化されると違法コピーが心配だという話を聞きますが、

リスク的には現在の状況の方がコピーに関しては、リスクが大きいと言えます。

ただ、本というものは音楽やゲームに比べて違法コピーをする合理性が低いものではあります。

なぜなら、もともとの価格が安いから。

わざわざ危険を冒してまで法律を犯さなくても、容易に手に入れることができるわけです。

なので、あまり電子化による違法コピーを心配される必要はないと思います。

もちろん、ユニバーサルブックスジャパンとして、

お預かりした作品の違法コピーを見つけたら、

断固として法的な手段を講じていきます。

基本的に個人を特定し、抗議し、請求をするということをきちんと行っていけば、

そうした抑止力で十分に違法コピーを防ぐことができると考えています。

(奨学金も督促をきちんとするようにしたら、返済率が上がったというのは有名な話ですよね)

それに、きちんとしたプラットフォームで発信していけば、

コピーするのに大変な手間とハッキング技術が必要になってきます。

そこまで手間暇かけて、コピーするか?というと、

それはごくごく一部の限られた人間だけです。(0.1%もいないでしょう、実際)

そもそも作家さんや権利者さんに悪意があって、

困らせるためにやっている人たちはごく少数だと思います。

そうした悪意ある一部の人たちには断固とした対応(訴訟など)を取り、

その他大多数のフリーライダーに関しては、

きちんとした対応をしていけば、違法コピー問題は少なくなっていくと私は思います。

そもそも、コピーして流通させようと思うのは、その作品が面白いからだと思うんですよね。

「この作品読んでみなよ」という善意が出発点なんじゃないか、と。

ですから、今は違法でコピーして流通させているような人たちも、

電子書籍になって、誰もが簡単により安く書籍を手に入れられるようになったら、

今度は違法でコピーしてわざわざ流通させるよりも、

「この作品面白いよ、読んでみなよ」と積極的に宣伝してくれる人たちに変わるんじゃないかな、と。

自炊から話が大きく逸れましたね。

結局、ここでも自炊から作者、編集者、出版社の人たちはお金をもらえないわけです。

中身あっての自炊なんですが、その中身を作る人たちにはお金が全く入って来ない。

これはやっぱり、悲しいことです。

でも、「自炊」をする気持ちはよくわかります。

自分が好きな本をいつまでも、いつでも持っていたいと思うのは人情ですから。

だから、一つ提言です。

紙の本を出す出版社さんは、購入者に対して電子書籍版を読了後にプレゼントしませんか?

これなら、プラス百円で書籍を販売しても読者は喜んでお金を払ってくれるでしょう。

10万部売れる本なら、1000万円のプラス収入です。

全ての出版物でそうしたことを行っていったら、実は業界全体の底上げに繋がるのではないでしょうか。
電子書籍の世界では非常に大きな問題と捉えられているのが、

日本語の本の多くが縦書きを採用しているという点です。

私も本読みですから、本と言えば一部の実用書を除けば、まぁ縦書きが順当かなと思っていたわけです。

が、いざ自分で電子出版をしていこうかと思うと、これが実は頭の悩ませどころだということに気づきます。

現状の電子出版の方式としては

1)PDF
2)JPG、PNG
3).epub

なんかが多いのですが、
日本語にとってはそれぞれ一長一短です。

たとえば、JPGの場合は検索ができないという欠点が出てきます。

PDFに関しては、実は現状では一番使い勝手の良いフォーマットであると思いますが、
ただ、これも縦書きへの対応と検索できるようにするためには、
編集作業が一手間かかるという欠点があります。
そして、何よりファイル自体が多くなりがちで、サクサク読めるには結構なハイスペックマシンが必要です。
(と言っても、iPhoneでは厳しいけど、iPadならすごくサクサク読めるというレベルですが)

で、やっぱり本命は.epubかと思うのですが、これが日本語に対応していない。
いや、対応してないのではないのです。
.epubで日本語書籍を出すことは一瞬でできます。
でも、日本語対応ができてない、と言われる。それはなぜか。
.epubというのは簡単に言ってしまえば、ホームページを作るのに書くのと同じ仕組みで書かれるものなので、
全世界の人に受け入れやすい。だから世界標準として採用されている。
ただホームページと一緒で縦書きに対応していない。
だから日本語には対応してないと言われる。

ここでやっと本題に入ります。

日本人は縦書きにどこまで執着すべきなのか?

非常にデリケートな問題です。

文化の問題なので、こうすべきだ、と言うことはできない問題に思えます。

ただ、電子書籍とは別に同様の問題で日本人は縦書きを諦めました。

そう、インターネット上における表現についてです。

PC、携帯に限らず、99%以上の日本語のページは横書きです。

そこから携帯小説というジャンルまで生まれました。

実はここに、日本人間での断絶があるのではないかと思います。

新聞社によるWEBへの嫌悪感は、実は縦書き、横書きの文化的闘争なのではないか、と。

そして、それぞれの接触者がそれぞれの文化的代弁者となっていく。

それはそうです。自分のライフスタイルに近い者の意見に人は染められていくのですから。

そこまで考えた時、僕も縦書きというパラダイムにとらえられていたのではないか、と気づかされました。

そして僕より若い世代、とりわけ今の20才以下の人たちは、むしろ横書きが当たり前と、とらえているのでは、

という仮説が生まれました。

この仮説を補強する材料は非常に多くあります。

まず、教科書は国語という教科を除いて、全て横書きです。(出典:Wikipedia 「縦書きと横書き」)

映画の日本語字幕の多くが横書きです。

PCサイトは横書きです。

携帯サイトは横書きです。

ゲームの文字はほとんど横書きです。

実用書、技術書では横書きも増えてきてます。

列挙していくと、若い人たちは日本語はもともと横書きの言語だと思っていると考えても、

そこまで遠くない推測なのではないでしょうか。

もう少し言えば、若い人たちに横書きで本を読むことへの抵抗感は全くないのではないか。

日本語=縦書きという概念からのパラダイムシフトが起こりつつあるのではないか、と。

そう考えた時、今後の日本の未来のためには横書きを定着させることもあながち間違いではない気がしてきます。

まずは、自分が横書きで本を読むことに違和感を覚えないか、

青空文庫の名作を横書きにして読んでみようと思います。