梅雨に濡れた木々の緑がより一層濃さを増してまいりました。

 

 

平安の伝統が今も暮らしの中に息づく京都では、室内の調度も夏向きに切り替えるならわしがあります。

 

冬の襖や障子は片付けて,

葦を使った通風性のある「葦戸」にとり替え、畳の上には籐を

編んだ「網代」を敷いてさっぱりした夏座敷をつくります。

 

簾や衝立で日差しや視線を遮りながら風を入れるなど、蒸し暑い季節を快適に過ごすための工夫が凝らされています。

 

 

たまの晴天には外に出て、思い切り体を動かし発散させてみることも一理あるかもしれません。

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