今日は郡山市にある大きな避難所に出かけていました。
そこには、福島県の浜通り地方にある川内村と富岡町という2つの町村が役場機能を置き、大勢の避難者が滞在中。
そう! そのほとんどが福島第一原発事故の影響で、泣く泣く住み慣れた我が家から避難してきた人たち。
震災から1か月以上経過した今でも、郡山市内だけでも約3千人もの避難者が居るのだそうです。
自主避難している人も含めると、県内全体になると一体どれほどになるのでしょうか。
そんな避難所の人たちに挨拶して、さぁ戻ろうとした時、驚くニュースが伝わってきました。
菅総理が首相官邸での要人との意見交換の席上で、「原発周辺の避難対象地域は、恐らく当分住めないだろう。10年や20年という話になるので、福島県内のどこか内陸部に新しい町を作らなければならない。」と発言したとか・・・。
これを聞いた皆さん、誰もが怒り出すと思いきや。
たった一言、『大馬鹿野郎!』・・・そんな呆れた声でいっぱい。
「何でそんな発言が、いきなりニュースになるかなぁ?」
「どうして避難している人間に最初に説明してくれないんだ。」
こんな声を聞いて、原発事故がレベル7に引き上げられた昨日、国の役人との会議かなんかの席上で、佐藤県知事が言い放った一言が頭に浮かびました。
「どうして、これを発表する前に、地元である県に一言伝えられないのかなぁ……」
そして、今日も起きた驚くニュース。
政府の人たちが念仏のように口にする「国も地方も一体になってこの難局を乗り越えよう」という発言。
言いたいことは山ほどあるけど、今は政府を信じるしかないと思っていたのに、日増しにそれが信じられなくなっていく。
避難している誰もが、政府に厳しい見通しを語るなと言っているのではありません。
あのチェルノブイリ事故では、25年経った今でも、未だに住んでいた土地に帰ることができない住民が大勢いることは十分承知しているんです。
ただ、見通しを語るなら、まずは当事者にきちんとそのことを伝えること。
そんな簡単な当たり前のことが出来ない指導者なんて、やっぱり・・・・・・・・