「日本のいちばん長い日」 日本のいちばん長い日 8月15日、今日はいつも福島市に居ます。 いつも思うのが、お盆時期の福島市の賑やかさ。 都会がこの時期静かになるのと軌を一にして、田舎には人が溢れます。 そしてもうひとつ思ったのが、今から70年前に思いをはせること。 そう今日は「終戦記念日」と呼ばれている日。今年は先の大戦と呼ぶ人が多い太平洋戦争が終わってから70年という節目の年。その大戦に終わりを告げたいわゆる玉音放送前夜の実話を再び映画化した『日本のいちばん長い日』を見てきました。正直言わせてもらうと、映画のストーリーはさておいて、作品の薄っぺらさに呆れてしまいました。おそらく作品にかかわったスタッフ、キャストの多くがほぼ戦争を知らない世代でしょうから、仕方がない部分はあるのでしょうが、まるで時代劇を見ているような実感の湧かない作品でした。次々と様々な人物が作品に出てくるだけで、それぞれの立場の違いや思いが描かれていません。特に宮城事件の主役ともいえる畑中少佐を演じた若い俳優・・・なぜ彼がクーデターを画策してまでアメリカと闘い続けようとしたかを考えて演じているとは到底思えない。フィクションではない、彼が実在した人物であることをまったく感じることが出来ない稚拙な演技。机を叩いたり、声を張りあげたりすれば良い演技といえるのではありません。監督やスタッフたちには、戦争を知らない世代なりに歴史の重みを感じて作品を制作してほしかった。