自民党の某政治家が、都内のホテルで講演し、北朝鮮が昨年10月に行った核実験について「やらせてよかった。実際に核兵器を持っているのか持っていないのかが、はっきりしたという意味で良かったと思う。」と述べたそうです。
北朝鮮の核保有をめぐる実態が核実験によって証明されたということを、逆説的に説明したとみられ、核実験を肯定する趣旨ではないとのことですが、核実験の強行が国際関係に緊張をもたらした当時の状況を十分に理解した発言とは思えず、看過できるものではありません。
しかし、なぜかこの発言については、マスコミの反応は鈍いようです。
原爆しょうがない発言のときは、いっせいに踊りだし、やれ「被爆者の心情をふみにじる」、だの、それ「唯一の被爆国の政治家の発言とは思えない」だのと騒いだくせに…。
どうもマスコミが政治家の発言をあげつらうのには、かなり恣意的な基準があるように思います。
近隣の独裁国家が核兵器を持ち、しかも核実験を行ったことって、とんでもないことだと思うのだけれども実に不思議です。