報道の傲慢さ | 福島市発 チワワの虎太郎と組長の日記

福島市発 チワワの虎太郎と組長の日記

組長と呼ばれています。 福島市から、日々思いついたことなどを綴っています!

今回の地震もそうですが、大きな災害が発生したときに、いつも感じることが2つあります。

まず1つは、被災地では多くのプロの方が活躍しているということです。
自衛隊、消防、警察、医師、そして市町村役場の職員などなど。
特に言いたいのが役場の職員さん達。自分達も場合によっては被災されていても、それを投げ出して働いておられます。
こうした人たちの努力があるからこそ、被災された方々も少し不便ではあるが、屋根の下で何とか食料にも不自由しないでいられる。
これって実は大変なことではないでしょうか。

次にもう1つは、逆にいつもいつも感じることですが、報道のあり方というか傲慢さです。
被災生活はたしかに不自由なのですが、毎回毎回、その不満をあおるような心ない報道には怒りすら感じます。
ネクタイをして現地に赴き、被災された方々に食料を尋ね「それだけでは足りないでしょう?」なんていう問いかけをするキャスターをみると、報道するという以前に人間性を疑ってしまいます。
「自分達は特別なんだ!」「報道してやっているんだ!」という姿勢がありありと見て取れます。
どこの局がそうだということではなく、全ての局がそうだということに誰も彼ら報道の人間は気が付いていません。情けない限りです。こんなプロ集団は必要ありません・・・!!