



飯坂に住む人々は、当たり前のようにその前を素通りしていますが、街歩きには最高の場所です。
館内は総欅造りで、江戸、明治、大正、昭和、平成といくつもの時代をくぐり抜けてきたその建物自体が福島の大切な文化財と言っても過言ではありません。
玄関を入ると、フロントというよりは帳簿といった方が適切で歴史を感じさせられます。
ここは旅館ですので、本来は宿泊するのが前提なんでしょうけど、日帰り600円で入浴のみすることができます。
お風呂は新旧2つあるのですが、男性用と女性用に分かれているのではなく、それぞれを貸し切って入ることになります。
女将さんが両方を見せてくれて、「2つのどっちでも好きな方を使ってくださいませ。両方に入ってもらってもよろしいですよ。」などと嬉しいことを言ってくれました。
新しい方のお風呂は、床や湯船は御影石で湯船の縁だけが木でできていてシャワーも設けられているお風呂で、古い方(女将さんが言われるほど、そんなに古いとは感じませんでしたが・・・。)のお風呂は、湯船に旧鯖湖湯で使われていた御影石を利用し、作られていてシャワーはありません。いずれのお風呂も源泉からの湯がかけ流しで注がれていますが、今回は古い方にじっくりと入ってきました。