以前、ある企業の社長に言われた。
まだ100名弱の組織だが、障がい者を採用したいとのこと。
私がご紹介した方は、聴覚障害の2級。
口話(口を読むこと)はできるが、話すことはできず、
一般的にはコミュニケーションは取りにくい。
面接の際に、
小さいホワイトボードを用意して下さり、
交互に筆談で面接を進めた。
その筆談の中で、
「・・・・・・ですね。」
「・・・・・・よ。」
「そうなんだ。。」
と、比較的ラフな感じで紹介した障がい者の方は、書いている。
ボードを社長に渡すときは、笑顔で書くスペースは保つように、
ペンを添えて渡している。
後で社長から、
「コミュニケーションの取り方が素晴らしい。
面接なると緊張して硬くなったり、思うように話せない人(健常者)がほとんどだ。
是非、社内でコミュニケーションの取り方を他のものに学ばせたい。」
即内定、入社にいたった。
確かに独特のとり方だと思う。
自分が社長に対して同じようにできるかというと自信がない。
障害をハンデとは思っていない。
武器だとも思っていない。
一番人間らしい姿を見た気がする。