つづき昼ご飯を食べた横須賀美術館。
広い芝生の庭の向こうに真っ青な海が広がります。
海水浴に来た家族、釣りをする男性、海を翔るジェット、何処かへ旅立って行く船。
たくさんの風景が入れ替わり立ち替わり現れます。
すごく混んでいたそのレストランで、私たちは何故か透明人間のように忘れ去られ、
氣づいた時には1時間が経過していました。
確かに景色は楽しめましたが、これって何の時間合わせだったのでしょうか?

ロスタイムがあったので、観音崎の海岸に行くのをやめ、
そのまま東叶神社へと向かいました。幸いナビはすごく近いと言っています。
ここは、浦賀なんですね。
黒船が来航して、龍馬たちが観に来た、そんな歴史ある街。
窓から見える風景は、とてものんびりとしていて、でも情緒的で、
こんなとこに住めたらきっと豊かな気持ちで生きられるんだろうなと思います。
堤防には少年たちが自転車で海釣りに訪れ、海岸ではバーベキュー。
おとなのない、こどもたちの自由闊達な生活がありました。
それに比べると、うちの少年たちは本当にみんなでつるめる場所がないんだな・・・。
自然の中で生き物を相手に対峙する機会なんて本当にもてなかったのではないかと思いました。
私は田舎の出身ですから、こどもの頃はたくさんの生き物や自然と触れ合って来た。
それは穴に入った虫だったり、野原に生えるツクシだったり、沢ガニやアメンボや
そんなものたちと一日中、なんにも考えずそれだけを見て生きていたことが思い出されました。
あの感覚、あれがきっと今この瞬間を生きるっていうことなんだと思います。
だから、出来るんだよね。
あの瞬間の延長の上に終点がある、そういう生き方がいいな。
知らない街を旅することは忘れていた感覚を思い出させてくれます。
しかし、忘れていることのなんと多いことか・・・。
どこからずれてしまったのでしょうね。
人やモノに執着することの儚さを思います。
クルマは狭い町の路地を入り、すぐ目の前が海という所で停まりました。
細い通りを挟んで海と向かい合う所に東叶神社はありました。
本殿からです。今日は、やっぱり海から吹き上げて来る氣を受ける場所に召喚中らしい

御祭神・誉田別命(第15代応神天皇)
本殿にご挨拶して、左手に行くとオシャレなカフェ。その斜め向かい辺りにお稲荷さん。
このお宮、正直言って、広告出しているくらいだから、もっとなんというかな、
そういう感じの場所かと思っていたのですが、至ってシンプルな地元の神社な感じ。
まぁ、時間も時間ですでに夕方でしたので、当たり前といえば当たり前ではあります。
普通だったら私もこの時間に神社に来たりはしません。
まだギリギリ、逢魔時には時間がありました。
「ねぇ、階段があるよ」
神社というのはだいたい上に行くほどおもしろい

何の掲示もないというのも珍しいですが、階段があったら登らない手はないでしょう。
ズンズン登って行くと、また階段。
こすもちゃんだいぶへばってあまり行きたくない感じ?
ちょっと怖いな~と思いつつ、でもやっぱり行ってみようよとズンズン上がって行く私。
後で聞いたら270段あったそうで、それは大変なはずだ(笑)
本殿の裏に聳えていた山の上空を飛んでいたトンビが頭のすぐ上を飛んでいた

階段の一番上に立ち、『えーんやっぱり入れません
』走水神社とはまったく違っているけど、ここも異界のエネルギー

追いついて来てくれたこすもちゃん。
「よかった~ひとりだったら怖くて入れなかったよ~
」どうやら山頂にいるらしく、平らな囲まれた土地は周りを樹木に囲まれ、
中にはいくつかのお社と塔が見える・・・。
走水神社とはまた全然違ったエネルギーの異界。
もちろん時間も悪かろう・・・。
しかし、時間が遅くなったのは私たちの意志ではなく、だとすれば今がON TIME。
たくさんのクロアゲハが舞っていた。(クロアゲハは神様のお使いです)
「こすもちゃん、怖いよ~
」「どうして?全然大丈夫だよ^^」
こすもちゃんが居てよかった。ひとりだったら確実に逃げ帰っていたに違いない・・・

異界の結界を破るような気持ちで中に入る。
右手に慰霊塔

やっぱし・・・

こどもの頃、自転車を飛ばして行くとたぶん10分くらいのところに忠霊塔の公園があった。
その森のようになった空間が私はとっても怖かった・・・。
怖いことがわかっていながら、時々友達と冒険に行った。
その場所とエネルギーが似ている・・・。
「やっぱりね
」慰霊塔に光を降ろしながらそう思う。
そして真ん中、階段の正面にある、寂れた感じのお社が奥の宮だったらしい。
な~んにも書いていないので、下で宮司さんに聞くまでわからなかった。
そして、隣に東照宮さん。
勝海舟断食の碑。
やっぱり伊雑宮がそうだったように、お宮を囲む木は、包み込むように生えている。
そして、ここにも神明神社。ここにもなのですね・・、天照さま・・・。
きっと、この後、宮司さんがあがって来るとも思えないのに、神明さんのお社は扉が半分開かれていた。
きっと待っていてくれたのだろう・・と思う。
光を降ろし、慣れて来ると段々平気になって来た。
空が近い、トンビが近い。
生い茂る木々の真ん中を空が、隙間からは海がとても美しく観えていた。
そして、後から知るがここは浦賀城の跡地だったらしい。
あり得ないくらい蚊に刺され、蜂さんからも洗礼を受けて私たちはそこを後にした。
本殿のそばで宮司さんと出会う。
「お守りが欲しいのですが・・・」
「はい。こちらへどうぞ」
目的のお守り袋をGET

ピンクとブルー。
「ピンク!」私たちは女性性アップのためピンクのお守り袋をゲットした

「弁天様もいるよ」
岩穴の中のお宮。岩穴シリーズ。
すっかり日が落ちかかって来た道を、渡し船目指して3分歩いた。
「ドアtoドアで楽しようと思ってドライブにしたのにね~^^」
私たちはあり得んくらい汗だくになっていた(笑)
つづく
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