駐車場に着いた途端、いきなり土砂降りの雨雨が降って来た。

「すごい雨ショック!これじゃ出れない」

「えぇっ、雨」と思う所だが妙に納得していて
こうなる事があらかじめわかっていたような氣さえしてくる。

ゆっくりと用意をして、少し雨が弱まるのを待った。
「さっきまで、晴れていたのにね・・・」


『龍神』といえば、雲を動かし、雨を降らせる神。
そう考えればここで雨に見舞われる事も、
実はすごく自然なことなのだろう。

「龍神様に歓迎されているのかな?」

そう思うくらいに実に見事に、ピッタリなタイミングの雨だった。



       天使


天岩戸東本宮を出て、八大龍王の社をナビで検索したがヒットしなかった。
仕方がないので観光局でもらった簡単な地図を頼りに道を走る。

ここかな?と曲がろうとした矢先、ふと左手を見ると
ひっそりとした町並みの中に赤い鳥居がひとつ建っていた。

「あれかな?」

勘に任せ、そちらへとハンドルを切る。
鳥居をくぐると細い道の両側に導くように灯籠が並んでいた。

両側の灯籠。
左右に家や田んぼ。
くねくねとした一本道。
ひとりの人もいない道がまるで異次元への扉のように続いている。

その道をずっと進むと大きなエノキの木が一本。
柱に支えられて立っていた。


       天使



少し小やみになった所で思い切ってクルマを降りる。
黒いアゲハが一羽、私の前を行き過ぎ手水舎へと誘った。
アゲハに導かれて冷たい水を汲み、手を洗い口を清める。

先程見た大きなエノキはこの神社のご神木だった。

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たくさんの木が生い茂る中、鳥居を抜け本殿へと向かう。

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こじんまりとした境内。
木々と社が一体化した感じ。
色といい、空気感といい、なぜかとても魅かれる。
地元の人たちがここを大切に思う気持ち、
大切にされていることを知っている気持ち、
そういうものが伝わって来る。

外は結構雨が降っていた。
なのに、ここにいると以外と濡れない。
今回の旅の間、行く先々の神社でもずっとそんな感じだった。

傘を置き、鈴を鳴らす。
「お参りさせていただきありがとうございます。
 ここを訪れる事が出来てとてもうれしく思います」

そして、周りの感じを確かめるためにしばらくウロウロとした。
拝殿を背に左手に井戸がある。
『ここがYさんがいつも水を汲みにくるという所ね』ニコニコ

蓋を開けて中をのぞく。
結構深い井戸なのだ。
井戸の中にバケツを落として水を汲んだ。
まったりとした感じの水。
一口いただきペットボトルに詰める。

天河弁財天のようなザーザーと流れる水のイメージがあったので
ちょっと意外な感じを受けた。

大きくて暖かくて力強いご神木。
この木のそばにいると安心する。
しばらくそこにいたら、もう一度参拝したくなった。

拝殿の正面に龍神祝詞が置いてあった。
「おもしろい。あげてみようか」

せっかくだからやってみよう!と見よう見まねで奏上する。

誰もいない空間に響く声。
降りしきる雨のベールでとても心地よく聞こえる。


たかあまはらにましまして てんとちにみはたらきをあらわしたまうりゅうおうは
高天原に坐し坐して天と地に御働きを現し給う龍王は

だいうちゅうこんげんの みおやのみつかいにして いっさいをうみ いっさいをそだて
大宇宙根元の御祖の御使いにして一切を産み一切を育て

よろずのものをごしはいあらせたまう おうじんなれば
萬物を御支配あらせ給う王神なれば

ひふみよいむなやことの
一二三四五六七八九十の

とくさのみたからを おのがすがたとへんじたまいて
十種の御寶を己がすがたと変じ給いて

じざいじゆうに てんかいちかいじんかいを おさめたまう
自在自由に天界地界人界を治め給う

りゅうおうじんなるを とうとみうやまいて
龍王神なるを尊み敬いて

まことのむねひとすじに みつかえもうすことのよしを うけひきたまいて
眞の六根一筋に御仕え申すことの由を受け引き給いて

おろかなるこころのかずかずを いましめたまいて
愚かなる心の数々を戒め給いて

いっさいしゅじょうのつみけがれのころもを ぬぎさらしめたまいて
一切衆生の罪穢れの衣を脱ぎさらしめ給いて

よろずのものの やまいわざわいをも たちどころにはらいきよめたまい
萬物の病災をも立所に祓い清め給い

よろずせかいもみおやのもとにおさめせしめたまへと
萬世界も御親のもとに治めしせめ給へと

こいねがいたてまつることのよしをきこしめして
祈願奉ることの由をきこしめして

むねのうちにねんじもおす だいがんをじょうじゅなさしめたまへと
六根の内に念じ申す大願を成就なさしめ給へと

かしこみかしこみもおす
恐み恐み白す




すると、、、
雨がピタリと止んだ ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
青空まで見えて来た。

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チャンスと思い写真を撮る。

大きく回る空間。
光の渦。

手振れかと思い何度も見直すが、
木や社の柱は動いていない。

金の龍と青い龍、そして八大の龍王が本当に鎮座していた 目キラキラ

思えば、江ノ島の龍神。
天河への旅。
そして、阿蘇から高千穂での龍のワーク。
いろいろなことがすべてここへ繋がっていた氣がする。

阿蘇山上神社にまつわる左京さんの伝説や、
数々の龍のワーク。
そして、その存在を知らせるかのように現れた青色のミミズ。
幣立神社で八大龍王に行けなかったのも偶然ではなく、
この後もう一度訪れることになる幣立で、
お参りが済んで帰ろうとした時に、参道に現れた青い蛇も
すべてが綺麗に整列して、ひとつの方向を向いていた。

この写真を撮らせる事で、龍神さまは何を言いたかったのだろう?



私は大いなる命 あまねく広めよ



今、私たちの見ている世界。
それはホンの端っこの部分だけで、
本当はもっとたくさんの情報を含んでいる。

小さな蟻には蟻の世界があり、象には象の世界がある。
その身体を通して知れる事というのは限られたものなのだ。

実際には世界は広く、宇宙はもっと広い。
そしてその上にレイヤーとして存在する
たくさんの異波動の世界やパラレルワールド。

それを頭で理解しようとする事自体に無理がある。


神社と言うおなじみの空間。
この時点で私が観ているものは、
見慣れたお社であり、鈴であり,賽銭箱である。

けれど、私がしっかりと観ているはずのその視野の中に
重なりあって、全然見えない世界が実在する。
そして私の観ている世界は
簡単に歪められてしまうほど、あやふやなものなのだ。

それを知らせる為にデータ上にわざわざ刻印を残してくれた、
そんな氣がする。

私たちは本当に存在すると。



もうずっと、
私たちは必然の中で生きている。
なのにその事実を否定したがる。

『氣のせい』だとか『偶然』だとか。
だけどぞの偶然をずっと列にして繋げて行くと
それが偶然じゃなかったことがわかる。

すべては予定調和の世界で、
予約が取れなかった飛行機も、
届かなかったメールも、
失敗に見える出来事も、
すべては完璧で、ホントウにキレイに計画されていて
私は今ここにこうしてひとりでいる。

この日でなくてはいけなくて、
ひとりでなくてはいけなかった理由が必ずあるのだ。


だから、
起こる事を否定せず、キチンと受け止め、浮かせておく。
そして、直観から来るメッセージに耳を傾ける。

そうすることで、次のステップが見え、
どんどんと道が拓けて行くのだ。

ある程度進んだところで、後ろを振り返ってみると
あの時のあんなことやこんなことが
すべて偶然ではなかったということがわかる。

ジブン自身が何者なのかがわかるのだ。

それは他人の認証を必要としない。
ただただ自分が知ればいい。

それが、自信となり
誰に言われなくても自分に帰る事が出来るようになるのだ。


       天使


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八大龍王に別れをつげ、駐車場に戻る。
エンジンをかけたらその瞬間、
先程のお迎えの方か、黒いアゲハがボンネットにフワッと止まった。

サイコーのお出迎えとお見送り。
龍神様、どうもありがとうラブラブ

精一杯の歓迎感謝です虹





*お読みくださりありがとうございます星
長くなりましたが、次は高千穂神社へと続きます。
残り2回の予定。よろしくお付き合いくださいませ
黄色い花

*写真はすべて雨が上がった後のものです。