$大丈夫。きっとうまく行く ☆ Crystal & Voyager ☆


誰にだってうまく行かないことがある。

自分なりに考えて、
最善の選択をした筈なのに、
周りは理解してくれなかった。

理解しないどころか
道を塞ぎに来た。

胸が詰まるような感覚。
言いたいことが言えない。
言ってみたけど受け入れてもらえなかった。
言ったら思いもよらない反撃を受けた。
わかってもらえると思っていた人が
裏では違うことを言っていたetc.etc.


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帽子


胸が詰まりそうになったって、

「大丈夫だよ」と言おう。
「気にしないでね」と言ってみよう。
私は傷ついてなんかいないから。
なんとも思ってなんかいないから。
「がんばってね、応援してるよ」
笑顔でそう答えてみよう。

だって私はいい人だもん。
誰にも嫌われたくないし、
誰の邪魔もしたくない。

私さえ我慢すれば、
そう、
すべてはうまく行く。


だから、私は
だから、私は、、
我慢して我慢して我慢して・・・
・・・・・


・・・そんなことできるかーーーー!!メラメラむかっ





自分のやりたいことを我慢してそこに留まるか?
それとも腕づくで違う自由を掴み取るか?


やりたいことできないのにそこに居るということ自体が
やっぱりムリなんですよ。
時間時計がもったいなくて。

だけれども、
ふとスピ視点に戻ってみれば、
この状況にも何か意味があるのかもしれない・・。
『だから受け入れてみましょう』ということも出来る訳で・・・。

しかし、荒立った感情は
冷静に受け止めてみることを断固拒否する叫び

だって、やりたいんだもん!
私の時間時計を無駄にさせるどんな権利があなたにあるっていうの?


穴の中から一匹のウサギ。
「大変だ!大変だ!遅れてしまう!」
不思議の国から来たウサギのように、
時計時計時計時計時計ウサギ
「時間がないよ!」って誰かが叫ぶ。

あの白ウサギはなぜあんなに急いでいるのか?



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帽子


公園の大きな木霧に背をもたせてみる。
木は何にも言わずに
背中から頭の中に溜まった澱を
上に向かって吸い上げてくれる。


「何か言ってよっ!」って心の中で叫んだら
「大丈夫だよ」って言われた氣がした。
 「大丈夫だよ。結構うまくやったじゃない。
  ちゃんと我慢出来てたよ。

  あなたはあなたで大丈夫。それでいいんだから」



ずっと出て来なかった雫が二粒頬を流れた。
「ありがとう。ありがとう。ありがとう」って。
木の懐にもたれながら、ずっとずっと思ってた。


そしたら犬を連れたおじさんが来て
「ほらほら、こんにちは」とソフィーわんわんに言った。

私は現実に引き戻され、
「まぁ、いっか!」と思う。



「何のお試しなんだろう?解かなくちゃ解かなくちゃ」
と躍起になっていたものが、もうどうでもよくなった。

さぁ、帰ろう。
悪いコだって私だもん!
まぁ、いっか!!って思いながら・・。