これは2008年渋川広報の表紙です(八幡のぼり)
2010.8.14(土)~15(日)
今年もやって来ました
渋川祭り
2年に一度の祭典です。
『北関東一の暴れ山車』と言われ、
群馬県民気質(雷と空っ風、義理人情)剥き出しのケンカ祭りです

昔は、モミ(中央で綱を挟んで押し合う)をしながら周りの家に突っ込んだり、
バカ飲みして救急車で運ばれたり、
義理が廃れば男が廃る・・・みたいなことでケンカしてみたり、
『祭りで死んだら本望だーー!』
みたいな人がたくさんいました。



今は、人間自体が変化していて
モミ続けながら山車を引けるおとながいなくなり
『シキタリ守れよ』系の頑固親父もいなくなり、
すっかりソフィスケイトされた『市民参加・親睦系祭り』になってきました。
昔のキビシさを知っている私としては
一抹の寂しさを感じないでもありませんが、
19町という町内がこの2日間のために
一丸となって創り上げるこのお祭りが大好きです。



渋川祭りは、もう本当に物心がつくかつかないかという
小さなこどもの頃から本格的に参加します。
8月になるとお囃子の練習が始まって、
お祭りの日まで、毎晩毎晩、夜の外出が公認されます。
おとなたちや
ちょっと大きくなったお兄ちゃんお姉ちゃんが、
こどもたちのために笛を吹き、鐘をたたき、
小太鼓のお囃子を教えていきます。
もちろん口伝しかないので、毎晩の練習の中で
その町内独自の叩き方をマスターしていきます。
自分と違う階層の人たちと深く触れ合う機会、
そんなこともこの祭りの魅力です。
東京に住んでいる私みたいな人も
2年に一度、ここに行けば必ず会える人たちがいます。
織り姫と彦星よりも離れた関係ですが、
会ったその日から、2年前の時間がそのまま始まります。
そして、
特に教えられることもないのですが、
絶対的なものへの畏敬の念が自然にこどもたちの心に刷り込まれていきます。


渋川八幡宮・八坂神社。
私たちの生活の中に自然に存在する場所です。
かく言う、うちの都会っ子ふたり組も
幼稚園児の頃から太鼓をたたき
すっかりベテランのお祭りヤローです。
今年は、パタ=ワンは小太鼓、剣士は大太鼓。
そして、
「やる?」
って問われて、
「やる、やる!」(やらないわけないだろ~)
って私も大太鼓を叩きました。
(勇壮な大太鼓は祭りの華です)
「お前のかーちゃんの方がうまいじゃん」
剣士が友達に言われてました。
『あたりまえだろ~、気持ちが違うわいっ』
と思いつつ、ふたりの私への待遇がよくなったのでLuky

祭りのパワーはこんな所へも波及します。




そして、すっかり陽が落ちて。。。
渋川祭りは前日の宵祭りから始まって
2日間、朝10時から夜の10時まで、12時間×2日、
巡行を続けます。
夜の山車は、提灯でライトアップされ、なんともいえない美しさです。
山車同士が向かい合って、お囃子を競い合う『出会い』というのがあるのですが、
夜の出会いは、それぞれの山車の光が絡み合い、
昼にはない幻想的な雰囲気が素敵です。
昼か夜か、どっちかしか観られないなら、
私は夜の巡行見物をお勧めします。
もちろん、参加も夜の方がおもしろいよ

昼の仕事を終えた若連が、三々五々集まってくるので
迫力あるモミに参加できます。
そして、最終日の夜。
お決まりのお水の洗礼

渋川祭りに雨は付き物ですが、
もし雨が降っても、降らなくても
結局の所、最後はビショビショになる運命・・。
なぜなら、
モミをしていると、沿道からありがた~くもガンガン水が降ってくるんです

桶から、樽から、ホースから・・・。
たくさんの人とビッショビショになりながらのおしくらまんじゅうは
ホントここでしか経験できませんよ~。
うちのパタ=ワンくんはiTouch入れてるの忘れて、
恒例の水泳大会(ブルーシートに水撒いて泳ぐ)まで参加してくれたものですから
もちろん、めでたく水没しました

ともあれ、
一日中歩き続けたり、
道端に座り込んできゅうり食べたり、
7色に蜜かけてカキ氷食べたり、
沿道のビールやジュース飲み放題だったり、
いろんな人とおトモダチになれたり、
なんでもOK~!みたいな経験ってなかなかできるもんじゃないよね。
ホント、この街に生まれてよかった。
渋川祭りサイコーーーー

愛してるよーー。






