前回はサッカーのインサイドキックの体の使い方を説明しました。

スポーツの世界で体幹を使うというのは、このような体の使い方をすることをいいます。


このように、右腕と右脚を外旋し、左腕と左脚を内旋する、もしくは左腕と左脚を外旋し、右腕と右脚を内旋する体の使い方は、日常生活ではほとんど見られない動きです。

しかし、武道やダンス、スポーツの世界では、上達するにつれて自然と身についてくる体の使い方なのです。


私はこの体の使い方を、コアムーブメントと名付けました。

勘の良い方はすでにお気づきかもしれませんね。

ユニバーサル・エクササイズのねがえりエクササイズは、このコアムーブメントの動きを利用して、体幹をより少ない力で回旋させています。



ねがえりエクササイズの目的は、コアムーブメントによって深層筋を活性化することなのです。


それでは、別のやり方でコアムーブメントを体感してみましよう。

ユニバーサル・エクササイズの基本の立ち方で立って、左右のコアムーブメントをやってみてください。

実際にやってみると、脚の外旋、内旋という動きは、少し分かりづらいかもしれません。

そこでイージーランジを思い出してください。イージーランジでは、左右の腕の動きに連動して、脚が自然と前後に動きましたね。

コアムーブメントでは、脚を動かそうとせず、左右の腕の外旋、内旋を意識するのがコツなのです。



体の力を抜いて、左右の腕が連動するようにそれぞれ外旋、内旋させてみてください。

体幹が自然に左右に回旋し、同時に左右の脚がそれぞれ外旋、内旋するはずです。

コアムーブメントにより、腕と脚が体幹を通じて互いに連動する感覚を、体で覚えてください。