今回は、イージーウォーキングの応用編として、水中で行なうイージーウォーキングについて解説したいと思います。
水中ウォーキングは、陸上で行なうウォーキングとはやや性質が異なっています。
それは、水中では水の抵抗が大きいことと、浮力が働くということです。

実際にプールで歩いてみると分かると思いますが、陸上で歩くのと同じように歩こうとすると、うまく歩くことができません。
体を前に進めようとしても、水の抵抗でまっすぐ歩けなかったり、プールの底面を蹴って進もうとすると、浮力で体が浮き上がってしまったりします。
水の抵抗は、速く動こうとすればするだけ強くなります。また、水が当たる面積が広いほど、負荷が大きくなります。
浮力については、水中に入っている体積に比例して、体を浮かせる力が働きます。
そのため水中では、陸上よりもバランスが取りやすくなります。
ここで、気をつけなければならないのは、浮力が大きくなるにしたがって、見かけの体重が軽くなることです。
見かけの体重が軽くなると、抗重力筋にかかる負荷が減ってしまうので、浮力が強すぎるとエクササイズの効果が弱くなってしまいます。
水深が深いプールでは、水の抵抗が大きくなり、浮力も大きくなります。

逆に浅いプールでは、負荷が小さくなり、バランスも取りにくくなります。

水中ウォーキングの恩恵を得るためには、まず自分にとって深すぎず、浅すぎないプールを探す必要があります。
目安としては、水面がヘソから鳩尾(みぞおち)くらいの高さにくるプールがよいと思います。
また、プールの底面に滑り止め加工がしてあると理想的です。
ない場合は、水中エクササイズ用の滑り止めサポーターを履くとよいでしょう。