イージーウォーキングについての内容が多くなってきたので、ここで一度基本的な考え方をまとめておきます。
それぞれの詳しい内容については、該当する記事をご参照ください。
基本の立ち方
ユニバーサル・エクササイズは、あお向けに寝た状態のエクササイズと、立った状態のエクササイズがあります。
立った状態のエクササイズは、必ず基本の立ち方から始めます。
基本の立ち方では、バランスよく立つことにより、膝が自然に軽く曲がった姿勢になります。

コアムーブメントとコントラリームーブメント
ユニバーサル・エクササイズには、体幹を通じて腕と脚を連動して動かす方法が2つあり、それぞれコアムーブメントとコントラリームーブメントと呼んでいます。
コアムーブメントは、ひねりを伴わずに体幹が左右にローリングする動きです。それに対し、コントラリームーブメントは、体幹のひねりを伴って脚が前後に出る動きです。

これらのムーブメントでは、体幹の中心から腕と脚が生えているという意識で体を動かすと、体幹を通じて左右の腕と脚が連動する感覚をつかみやすくなります。
イージーウォーキングの基本型
イージーウォーキングの基本型はコントラリームーブメントを使って、腕と脚を連動させながら、水平方向に重心移動する歩き方になります。
その特徴は、左右の手を床に平行な水平面上で交互に滑車連動させ、それに連動して脚が前後に出る動きを利用して、前進・後退をすることです。

腕と脚の連動を強めるためには、常に手のひらを下に向け、親指以外の4本の指をやや外側に向けます。そして、手首がやや背屈した状態を保つのが重要なポイントです。

イージーウォーキングは、つま先で蹴らずに、水平方向の重心移動のみで前に進むため、普通の歩幅が一般的なウォーキングよりも狭くなります。
早歩きと大股で歩く方法
運動効果を高めるために早歩きをする場合は、普通の歩幅でケイデンス(1分あたりの歩数)を上げるという方法がベストです。
ケイデンスを上げる練習としては、小股の早歩きを推奨しています。
歩幅を広げる場合は、足よりもやや膝が先行する意識で、体幹の中心から腕と脚が生えているつもりでコントラリームーブメントの動きをするのが重要なポイントです。
すると、体幹のひねりが大きめになるので、ゆったりした早さで歩きます。

大股の早歩きについては、膝を傷める可能性があるため、イージーウォーキングでは推奨していません。
イージーウォーキングの応用編
イージーウォーキングの応用としては、体幹を使った後ろ歩きと、コアムーブメントを使ったイージーウォーキングがあります。
体幹を使った後ろ歩きは、コントラリームーブメントで脚を後ろに出す動きと、後ろ側の足に体重移動する動きの二段階の動きを使って歩きます。
コントラリームーブメントで脚を後ろに出す時は、バランスを取るために、前側の膝が少し前に出るような動きになります。

コアムーブメントを使ったイージーウォーキングは、体幹のローリングと股関節の伸展を利用し、手を前に出したのと同側の脚を前に出す歩き方です。
社交ダンスにおいて、サイドリーディングと呼ばれている動き方に相当します。
