前回は、コントラリームーブメントの体の使い方を説明しました。

今回は、コントラリームーブメントを使ったイージーウォーキングのやり方について解説します。


まずは、イージーランジの基本型を思い出しましょう。

基本の立ち方から、右手を大きく手前に引き寄せ、左手を大きく前に出す動きに連動して、右脚を前に出します。

すると体幹のひねりにより、楽に歩幅を広げることができると思います。

このあと、イージーランジでは右脚を戻して基本の立ち方に戻りましたが、今回はそのまま続けて左手を大きく手前に引き寄せ、右手を大きく前に出す動きに連動して、左脚を前に出してみましょう。

これを繰り返せば、コントラリームーブメントを使ったイージーウォーキングになります。



コントラリームーブメントを使ったイージーウォーキングは、難易度が上がる分、注意点がいくつかあります。

①「安全に歩幅を広げる方法」でも触れましたが、脚を前に出す時は、やや膝が先行する意識を持ちます。

②大股で歩こうとして、足を無理に前に出そうとするのではなく、体幹のひねりによって自然に足が出たところに、そのまま接地します。

③踵で接地しようとすると、膝が伸びてしまうので、踵よりも前の部分で接地するとよいです。

④歩幅が広がると、上体が遅れて踵重心になりやすくなります。基本の立ち方で重心の位置を確認して、上体が真っ直ぐのまま歩くようにします。

⑤コントラリームーブメントで、前に出す脚の内旋を意識しすぎると、膝が内側に入ってしまって、膝を傷める可能性があります。

前に出す脚は自然に内旋しますので、むしろ膝は真っ直ぐ前に出すようにします。

⑥体幹のひねりを大きくしようとして、腕を振り上げてしまうと、コントラリームーブメントとは別の動きになってしまいます。

手のひらの軌道が、常に水平面上を移動するように意識しましょう。


これらの注意点は、イージーランジをする場合も同じです。


慣れるまでは、イージーウォーキングの基本型で歩きながら、時々コントラリームーブメントで歩き、また基本型に戻るというようにするとよいでしょう。

歩行速度を早くする必要はありませんので、ゆったり歩きましょう