今回はそれにプラスして、腕と脚を体幹を通じて連動させる動きを追加します。
それにより、イージーウォーキングの基本型は完成します。
まず、基本の立ち方で、右手を前に出したところから始めます。
右手を手前に引き寄せる動きに連動して、右脚を軽く前に出しながら、前方に重心移動します。
次に、左手を手前に引き寄せる動きに連動して、左脚を軽く前に出しながら、前方に重心移動します。
以上の動きをスムーズに繰り返してください。

スムーズに歩くためのコツは、重心が等速で移動するようにすることです。
前回の重心移動を使って歩くエクササイズでは、分かりやすくするために、脚を前に出してから重心移動して前側の足に荷重していました。
イージーウォーキングの基本型では、脚を前に出しながら重心移動します。
そのためには、重心が左右の足の中間にある中間姿勢を意識するようにしてください。

イージーウォーキングのポイントを整理します。
・基本の立ち方で立つ
・重心移動を使って歩く(つま先で蹴らない)
・左右の腕と脚を、四つんばい歩きのように体幹を通じて連動させる
・手が床に対して平行に直線的な軌道を描くように動かす(腕を振り上げない)
・手のひらを下に、親指以外の4本の指を外側に向け、手首をやや背屈させる
・左右の腕を滑車運動のように、互いに連動して動かす
・手を手前に引き寄せる動きを意識する
特に重要なのは、手の向きです。
腰のあたりに床に平行な透明な板があり、その上を手のひらが滑るとイメージして、手首が背屈した状態を保つのがポイントです。
その理由は、手首の背屈には腕と脚の連動を強める働きがあるからです。
