水中ウォーキングは、浮力が働いているおかげでバランスがとりやすくなります。
水中では、転んでケガをする危険性は少ないので、決まったやり方にとらわれず、自由な発想でウォーキングを楽しむのが長続きするコツです。
ここでは、水中運動の特性を考慮した基本の歩き方を紹介します。
水中に入ったら、いきなり歩くのではなく、まずその場で軽く3回ジャンプして、水中での動作に体を慣らします。
ジャンプすることにより、水中でまっすぐ立つ感覚を確認しましょう。
水中で歩く時の脚の動かし方は、水の抵抗を減らすために、膝を先行して前に出すのが基本になります。

腕の振り方は、手のひらを床に対して垂直にして、進行方向と平行に動かします。
手のひらが飛行機の垂直尾翼のような働きをするので、歩く時に体が左右に振れるのを防いでくれます。
膝が前に出ると、脚の重みで重心が前に移動しやすくなります。

進行方向に移動するために、足首を使って重心移動するようにします。
後ろ側の足のつま先で床を蹴ろうとすると滑りやすいので、床に接地している足の裏の部分に体重をかけ、水の抵抗とのバランスをとりながら進みます。
滑るのが気になる方は、プール用の滑り止めサポーターを使用してください。
重心が移動したら膝を伸ばして踵をプールの床につけます。

水中では、接地の衝撃で膝を傷める可能性は低いので、前に出した足の踵を床につけるのが基本となります。
ただし、足裏全体、もしくはつま先をつける歩き方になっても構いません。
目線は、基本の立ち方で説明したように、カンペル平面が床に対して平行になるようにします。
速く歩こうとして上半身が前傾したり、水の抵抗により後傾になったりしないように、体がまっすぐの状態を保つようにします。
歩く速度は、ゆっくりで構いません。
水の抵抗を受けながら体を前に進めるので、陸上で歩くよりも足首に負担がかかります。
水中ウォーキングをしたあとは、足首をよくストレッチするようにしましょう。