制度の問題というよりは、政治家の資質の問題と思いますが・・・・
制度も大事ですので、考えてみました。
考え方:衆参で違った制度をとる。
民意の反映と民意の集約を兼ねる
地方分権に即応できる
一票の格差の解消が容易
現行制度からの移行が容易な制度 ・・・と、する。
衆院、総定数350 小選挙区100・比例区250
参院、総定数150 (3年ごと75づつ改選) 初回改選後のみ、総定数200となる。
うちわけ
衆院、小選挙区定数100=現在300ある選挙区を3っづつまとめる
・これにより、集約された民意がよくわかる。
・区議より小さな選挙区の国会議員はいなくなる。
比例区定数250=広域地域(道州)ごとに定数15~25の非拘束名簿式
・政党名投票も可能な・・要するに「大選挙区」制度・ドント式配分
・これにより、広範な民意の反映が可能に。(少数意見を抹殺しない)
参院、広域地域(道州)ごと・あるいは2分割して定数3~7の中選挙区制
・これにより、地域の代表者としての機能をはたす。
大・中・小,そろった制度で、それぞれ補完的な機能をもち、かつ、
全体的なバランスのとれた型に。
・・・・よくよく考えると、以前あった制度が、衆参逆になっている気も・・
しないでもない、が・・。
定数を削減しつつ、上記の考え方をまとめると、こうなります。
衆院の「小・比逆転」現象があった場合、どうするか、という問題もあります。
極端な逆転でない限り、小選挙区で勝った党が議席の上でも多数を占めるでしょう。
あるいは,慣例として「小選挙区勝利の政党から総理を出す」ような良識を働かせてもらう。など。
**逆を言えば、小選挙区で70~80議席を得ても、比例で100議席を得ないと政権を取れないという公正な制度と言えるでしょう。**
衆院で「総理を選ぶ選挙」としての機能を言う場合、
選ばれる側にも、総理(と主要閣僚2~3名くらい)の予定者を前面に出して戦ってもらいたいものです。
結局、政治家と政党の側の問題ですね。
まだできてもいない、広域地域(道州)をどうするのか、
衆院のブロックを参考にすれば、問題ないと思ぅ。
----今のところ他に参考にしようがないです。----
願わくば、専門家の方より、ご意見・ご批判をいただければ、幸いです。
12月25日 雑草
つけたし::衆院の重複立候補の件・・・
・・・純粋比例候補は、同率1位。
小選挙区候補は、全員重複して、同率2位・・・とする。
重複候補の同じ政党の者の順位は
得票数x惜敗率で数値の大きいものを優先。・・・でどうだ。