大学生の彼は、原付バイクで冬の海岸にやって来た。そこにテントを張り、彼は新たな生活をスタートさせた。
上のキモい詩にロマンを感じたあなた!
海辺の空き家で静かに暮らす
を、読まずには年は越せない
ブログの管理者のわたぐもさんは、今はテント生活をやめ、海辺の一軒家を借りて生活している。
彼は、いわゆる「世捨て人」ではない。その土地で、介護や郵便配達のアルバイトもしてきたし、野菜もご近所からいただく。住まいだって、家主の好意のような家賃だ。
ただ、そこには雑音がない。
わたぐもさんのブログにあるのは、音楽と海と自由と静かな暮らし。。
最低限の支出はあるが、満たされている彼には余計なものは要らない。だから、お金を使わない。
ドラムだってつくっちゃう
捨てられたプロパンボンベを拾ってきて切り込みや研磨を施し、水琴のような音色を奏でる!
お風呂は風呂釜に薪をくべて沸かす
でも、冷蔵庫だって、パソコンだって使うよ!
かける労力と時間効率の費用対効果をよく分かってるからね。
彼の夕日日記を見てほしい。孤独や人の考えなんて、入り込む隙間もない、
ただその瞬間の美しさ。
シンプルライフとかミニマリストって、言葉があるけど、それさえこのブログを読んだ後には、薄っぺらい。自称「ミニマリスト」を全員、無人島に監禁したらいいのに
私は、物質主義を否定しない。だけど「豊かさ」のものさしは、所有してる物やお金の量ではないのは、知っている。
わたぐもさんのように、自分が幸せを噛み締めた一瞬を、誰かと共有できるような、そんなブログをいつか私も書きたい
今日の一枚 このネコは、がめつい。
