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先日、学生時代の友人と綱島温泉湯けむりの庄に行ってきました♨️本当は、多摩動物公園を予定していたのですが、もう一人の友人が体調を崩してしまって予定変更
本当なら、私が息子を連れて行って主人がゆっくりするはずだったのですが、温泉に行きたいと急遽勝手に決めて、主人に息子をお願いしてしまいました
以前、膝の痛みについて書いたことがあったのですが、最近起床時に膝に限らず、手、肘、肩、足首、足指部分…と全身が強ばって痛くて、少し時間をおいてからじゃないと動かなくなってきてしまって
どうにかしてこの痛みを解消できないかと思い、温泉に行きたかったんです。
綱島温泉は、以前にも友人と行った場所。
家から1時間と決して近いわけじゃないんですが、すごく居心地のよい温泉だったので、また出かけることに
綱島温泉を選んだもう1つの理由は、ずっと行けなかったお墓参りに行きたかったから。
父方の祖父と祖母が眠っているお墓で、綱島駅からバスで10分のところにあります。
私は保育園に入所する2歳半まで祖父に育てられました。
母は学校給食の仕事をしていて、産前産後の4ヶ月休みの後にすぐ復職しました。
本当は母が保育園に入れる段取りをとっていたようですが、祖父が自分が面倒をみると名乗りをあげ、保育園を断ったそうです。
今聞いたら、保育園を蹴ったなんてもったいない話です
紙おむつのない時代におしめを替え、哺乳瓶でミルクを与え、離乳食は噛んで柔らかくして与えてくれ、シャツから出ている祖父の手の甲が真っ黒くなるほど散歩に連れていってくれたそう。小学校の授業参観は、母が来れない代わりに祖父が決まって来てくれました。
今なら、虫歯が移るからダメ、赤ちゃんの頃の日焼けのしすぎはダメですよね
でも大事に育ててもらいました。
大好きでした
祖母のことはよく知りません。
私が生まれる10年前に59歳で亡くなったから。
父はその時20歳。若い時に母親を亡くして苦労もあったようです。
人生80年。ずいぶん若くして祖母は亡くなったのだと思っていましたが、まさか自分がそれよりもずっと若い年齢で死を覚悟する病気になるとは思ってもみなかった
そして、20歳で苦労するなら、私の息子にはどんな苦労が強いられるだろうか…と
実家の仏壇には手をあわせることができていたけれど、妊娠中にも、産まれた後にも、そして病気の疑いが強く入院が決まった時にもずっと行けず、罪悪感で気にかかって仕方なかった
ずっとお墓参りしないせいでバチが当たったのかな、お墓に行って手をあわせたら、息子に悲しい思いをさせないように少しでも長く生きられるように助けてくれるんじゃないかと。
待ち合わせ時間までに余裕がなかったので、行きは新横浜駅からタクシーに乗って行き、途中運転手さんに花屋さんを探してもらいながら20分ほどで着きました。
お花はあがっていなかったものの、母が季節の行事毎にお墓参りをしてくれているらしく、思っていたほど荒れてはいませんでした。
掃除道具は持っていなかったので、手でお掃除しました。お水をあげて、お花をあげて、お線香をあげて。
久しぶりにお墓に手をあわせることができて、なんだかモヤモヤしていた気持ちがスーッとしました
特に信仰心が強いわけではないのですが、子どもの頃から通っていたこの場所だけは特別
帰りはちょうど来たバスで綱島駅まで。
待ち合わせ時間にもぴったり間に合いました
友人と合流して無料シャトルバスで温泉へ。
早速浸かって温まりました♨️
綱島温泉は、真っ黒いお湯なんです
足元が全然見えません。実際は、黒ではなく濃い茶色。
あ、頭は今回タオルを巻いて対処しました。
入っている間はあまり違和感なかったんじゃないかと思いますが、更衣室でウィッグを取ったり装置する瞬間はヒヤヒヤ
トイレにウィッグを持って行って鏡もないので勘で装置し、出てから急いで鏡チェックしたりも。友人も協力してくれて、なんとかセーフだったかと
久しぶりにセカセカバタバタした日常から解放されて、のんびりゆったり過ごせました
息子と過ごす時間は幸せだけれど、ずっと一緒にいると自分の時間もほしいと思ってしまいます
ようやく授かれたのだから、経過観察に入れたのだから、息子と過ごせることに感謝して、大事にしなきゃならないのに、自分の時間もほしいなんて貪欲ですね
いい温泉に、おいしい食事で癒され、なにより友人とのおしゃべりは楽しいです
知り合ってから20年。卒業してからはだんだんと会う回数が減ってしまいましたが、久しぶりに会っても変わらずすぐに学生の頃に引き戻してくれます
女性って話をすることが必要な生き物だなって思います。聞いてもらえるだけで気持ちが楽になる
愚痴を聞いてくれて、病気のことも励ましてくれてありがとう
心も体もリラックスできました
気持ちに余裕ができた分、息子にも主人にも優しくしますからね
最後までお読みくださり、ありがとうございました