昨日も家に帰ってすぐにゲームを始めようとしたにーちゃんに、
「ゲームなんかやっちゃダメでしょ!」
その他、もう忘れましたがにーちゃんの地雷を踏みまくるような発言の数々。

にーちゃんはみるみる頭に血が上り、テレビのリモコンを床にばーんと投げつけて、自分の部屋に行って布団を頭に被ってしまいました。
リモコンを妹に向かって投げなかったところがにーちゃんの偉いところ

まずは布団を被っているにーちゃんにフォロー。
「さっき言ってた水樹奈々の新曲、DLしていいぞ~」
にー「そんなのもういらない!」
「じゃ、気が変わったら言って。」
と、あえて全然関係ないウキウキ話を仕込み扉を閉めた。
そのあと、飛び散ったリモコンの部品や電池を拾い集めながら、妹ちゃんにそっと注意。
妹ちゃんから優しい言葉をかければ、にーちゃんからも優しい言葉が返ってくること。
これはにーちゃんだけじゃなくて、お友達にも、すべての人間関係に言えること。
そしてそれは、相手にそうされるのを待つのではなく、自分から始めなくてはいけないこと。
すると今度は妹ちゃんが「じゃあもうにーちゃんとは喋らない!」と逆切れ

まぁいいです。
一回言ってわかる子だったら、そもそもはじめからにーちゃんにケンカふっかけたりしないもの

妹ちゃんは、にーちゃんは良くてなんで自分はダメなのか、理解できずにいるようです。
それも、わかる。
だって、ついこないだまで私もなかなか理解できなかった病気だもん。
それを今すぐ分かってやれというのは不遜です。
そしてこういう軋轢はにーちゃんにとってきっとそんなに悪いことだけではない。
世の中決してみんながみんな、病気を理解してくれるとは限らないんだから。
周りの大人がにーちゃんを「取扱注意」で特別扱いする中、妹ちゃんがいることでより自然に近いバランスになっているのよね。
そしてにーちゃんは知らずに耐性を培っている。
妹ちゃんは、調和した世界をあえてかき回す役割を天に与えられているんだな、きっと

にーちゃんは妹ちゃんが寝てからリビングに降りてきて、
「やっぱさっきの、DLお願い」と言ってきました。
そして普段どおりのにこにこ顔に戻ってました

にーちゃんの機嫌を直した神曲↓
水樹さんあざす!
BRIGHT STREAM/水樹奈々

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