大津の事件ですが、亡くなる2日前に、「学校へ行きたくない」と親に相談したと新聞に載っていましたね。
そのときの親御さんの対応がどうだったかについては何も書かれていなかったし、それについて他人がどうこう口を出すべきことではないと思います。
「学校に行きたくない」
子どもからもしこういう言葉が出てきた場合、このときの親の対応がとても大事になってくるのは事実です。
なのに、どのように言葉を掛ければいいのか、知っている親ってどれくらいいるんだろう。
ましてや朝のばたばた忙しい時間帯に、じっくり話を聞いてやろうなんていう親はほとんどいないのではないでしょうか。
でも、そこでピン!と来なければいけないんですよね、本当は。
私は、当事者になるまでわからなかった。
にーちゃんが体調悪くなって学校に行けなくなって、不登校についていろいろ調べて初めてわかること、たくさんありました。
その現状が問題ありなんだと思います。
子育ての常識は年々変わります。自分の経験だけでは子育てはできません。
もっと親が学ぶ機会を増やせないものかな~と思うんですよね。
学校の先生や教育委員会を批判するより、自分達親が変わらないと何にもならないと思うのですよ。基礎は家庭だから。
不登校についてだって、当事者だけでなくみんなで学べば、正しい初期対応が出来るし、不登校の家庭に対する偏見も少なくなるような気がします。
以前、小学校のPTA主催の子育て講座に参加して、とても有意義なお話を聞けたことがありました。あの時のテーマは確か、傾聴の大切さでした。それまで、まったく気に留めていなかったことだったので、このときにも、親の学びの必要性を痛感しました。
幼稚園の時は子育て講座が、月1回ぐらいあったんですよ。
園長先生の講和と質疑応答。あれよかったなぁ!
これから幼稚園選びする人は、そういう保護者支援をしてくれるところを探してみるといいと思う!
子どもって、小学生になって手が離れると思ったら大間違いですからね。
成長とともに悩みがより高度化というか複雑化します。
授業参観のついでに子育て講座があったらなぁ、とかね。
もし、PTAや自治体など身近なところで「子育て教室」などがあれば積極的に参加しておくといいですよー。
と、後輩ママたちには声を大にして言いたいですね。