スピリチュアルハート 自己発見の入り口 | ユニティインスティチュート

スピリチュアルハート 自己発見の入り口

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サトルボディヒーリング、エッセンシャルライフプログラム、瞑想プログラムの3つの柱です。

今回はその「サトルボディヒーリング」に関連して「スピリチュアルハート」というテーマでレポートさせていただきます。


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スピリチュアルハート 自己発見の入り口

ユニティインスティチュートのすべてのワークでは、ハート(スピリチュアルハート)をとても大切にします。

コースやイベント、インターネットクラスに参加された方は、ハート瞑想を必ずといっていいほど体験されていることでしょう。

自分の内側に入り、自分の本質とつながっていくという探求をするときに、なぜハートが大切であるのか?

その理由のひとつを、書籍『サトルボディヒーリング』の「第2章 スピリチュアルハート 自己発見の入り口」からみてみましょう。

そこには「受容」という本質の重要性が書かれています。

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「スピリチュアルハート」という用語を使うのは、ここでいうハートが肉体的な構造の一部ではないことを示すためです。

それは肉体の心臓(ハート)とは少し違う位置にあって、別の役割を持っています。

肉体の心臓は、肋骨のなかの左側にあるのに対して、スピリチュアルハートは胸の中心にあります。

心臓が血液を送りだしているのに対して、スピリチュアルハートは4番目のサトルボディの神経中枢として働いています。

スピリチュアルハートは多くの資質、すなわち愛、慈悲、受容、英知などと結びついています。

もし、ハートについて、もっともよく連想されるのはどの資質かと尋ねられたら、あなたはおそらく「愛」と言うでしょう。

それは正しいのですが、ご存じのように、愛という言葉には多くの経験が含まれていて、それらの多くはハートセンターや、その機能とはほとんど関係がありません。

この章では、あなたは受容(acceptance)という資質に焦点を合わせることになります。

というのも、この資質が探求と変容のスピリットにとって、必要不可欠な要素だからです。

受容は簡単なことのように思えます。

というのも、それは、すでに事実であることをただ認識して、承認するだけのことですから。にもかかわらず、それは驚くほど、とらえがたい場合もあります。

なぜ、受容することが、そんなにも重要なのか、その理由を理解するのは容易です。

あなたが、内的な探求の途上で、自分自身の人格(パーソナリティ)の不快な側面―ことによると、それはあなた自身や周囲の人々に隠してきた「自分には価値がない人間だ」という感じかもしれません―に遭遇したとします。

すると、あなたはこの感じを否定し、隠しつづけたい誘惑にかられるでしょう。

結局のところ、それが、ほとんどの人たちがしていることです。

というのも社会生活のなかで、私たちは強くて有能で、自信に満ちているように見える人たちを尊重して、自分を疑って、ためらうような人たちを見下すものだということを、学んできているからです。

あるいは、あなたが探求している間に、ひとつないし、それ以上のサトルボディが病んだ状態にあることに気づいたとします。

これらの病は、その源ではエネルギー的なものだったとしても、あなたの人生に顕在化してくるときは、罪の意識、羞恥心、恐怖心といった、ネガティブな感情として現れてきているかもしれません。

ここでもまた、あなたは反射的に、その病や症状を隠そうとするでしょう。

(中略)

この意味で、サトルボディの病と肉体の病には、まったくなんの違いもありません。それらは受容という雰囲気のなかで、直面し、検査する必要があるのです。

肉体の病とサトルボディの病には、重要な違いがひとつあります。

それは肉体には医学では治せない病がありますが、サトルボディの病は、すべて癒すことができるということです。

別の理由からも、受容することは重要です。

このトレーニングを進めていくにつれ、わかってくることですが、探求のさまざまな段階で現れてくる感情、イメージ、印象はなんであれ、ある理由があって現れます。

それらは、あなたが進むべき道を示す、道しるべです。

もし、あなたがそれを避け、脇に払いのけ、隠そうとするならば、実際には「私はもう、これ以上先に進みたくない」と言っているのと同じです。

そうなると、内なる旅はそこで止まってしまいます。

拒否は、自己探求と変容への扉を閉ざします。
受容はそれを開きます。

つまり、あるがままの自分を受け容れるにつれ、人は自分の性質の無視したり、否定したくなるような側面をも抱きしめて、全体的、かつ人間的であることの美しさを体験できようになります。

受容は他の意味でも作用します。

たとえば、あなたが内面を探求しているときに、突如として大いなる明晰さ、広大な生のビジョンといった、すばらしい状態を体験するかもしれません。

そして、その後しばらくして、その感じは色褪せはじめるかもしれません。

あなたは、自分がいつのまにか混乱に陥っていたり、あるいは古い、おなじみの習慣的な行動パターンに、しばられているのに気づくかもしれません。

こうした変化と闘ったり、抵抗しても無駄です。

なぜなら、人が自分自身と対立すればするほど、ひとつの部分が別の部分と闘うことになって、より大きな混乱を生むことにしかならないからです。

起こっていることを、ただ受け容れることによって、その高揚した意識状態を手放すことになるかもしれませんが、その高みからの転落を、新しい創造的な体験に変えることができます。

結局のところ、自分が熟知している意識状態から、なじみのない状態に移行するときには、いつでも混乱状態を通過するのは避けられません。

古い考えが支配権を失って、あらゆる新たな可能性が生まれるのは、「混乱」と呼ばれる、このスペーズからなのです。

受容はすべてを含みます。

それは、ものごとを善い悪いと判断したり、正しいとか間違っているなどとは裁きません。

むしろ、どんな状態であっても、それをじっくりと見つめ、学ぶべきどのような教訓があるのかを理解します。

受容が重要だという理由は、もうひとつあります。

受容はハートセンター自体にとって、欠くことのできない薬、あるいは栄養の役割を果たしています。

受容はハートの自然な機能のひとつです。

受容が持つ、変容のさせる力を開発することで、あなたは同時にハートセンターを育み、活性化して、ハートが健康的に機能するのを助けているのです。

それは、ちょうど毎日の運動が肉体の健康に役立つのと同じように、受容という資質に働きかけることは、スピリチュアルハートを健康な姿に保ちます。


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このあと、本にはハートセンターが各サトルボディのために免疫システムの役割をしていることや、ハート瞑想も紹介されています。

ハートを育てていくことが、受容という本質を育てていきます。

本質がすべてつながっていることを想いだしてください。

あなたがハートを育て、受容という本質により楽につながることは、あなたの内側にある、すべての本質をも育てることになるのです。


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まだ『サトルボディヒーリング』を読まれていない方は、一度手にとって見られることをお勧めします。
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