田渕秀隆の公式ブログ -36ページ目

田渕秀隆の公式ブログ

パフォーマンス向上には身体の使い方が不可欠です。あなたの癖・間違った使い方を指摘し、「使える身体」に導きます♪また使える身体になると身体は綺麗になります!

肩こりの原因は肩に力がはいっているからです!

いきなりなんじゃい!って思ったかもしれませんが、これが今日のテーマです。肩こりの原因についてや仕組みについては今までにも述べてきましたし世間でもあーだこーだ言われています。あげくには二足歩行の宿命なんて言われどうしようもないって感じにされています・・・

しかしこれにすんごい違和感があるんです。だってこの世には肩がこらないって人いますから。私もとっても苦手なパソコンを長くやらない限り肩はこりません。厳密にいえば右はこりませんチョキ
左は数年前の事故以来鎖骨が痛く、疲れると外れそうな感覚と痛みがきついのでその時はこります。


ではなぜ私やこらないのか。答えは簡単。腕を僧帽筋で挙げないから。手作業するときに無駄に肩をすくめるように力を入れないから。肩や胸の筋肉を無駄に使わないからです。




では実験です

みなさん「前になれ!」してください。

その時の状態を写メに撮ってもらうか鏡で見て下さい。
肩挙がってませんか?
次に片方の腕だけ前になれをやめて胸の筋肉をさわってみて下さい。
中央付近や上の方が硬くなっていませんか?

こんな状態があれば前になれだけでも肩がこるように身体を使ってしまっていますしょぼん

本来前になれの状態では肩甲骨が開き前にスライドしますその時に使う筋肉は肩甲骨を下げます。ですから肩が下がり力感が全くないような感じで挙げるのが普通なんです。これが出来ているかの一つのめやすが肩のえくぼ。


share_2014-08-30-13-31-29.jpg
力が抜けて肩甲骨が下がってしかも胸の力も使っていなければできます。

これが腕の使い方の第一歩です。ここから背骨によって動かす感覚ってやつに移行していきます。

まずは力感のない「前になれ!」を練習してみて下さい。
先日のバッティングについてもそうですが、パワーポジションでよく臀筋下部や太ももの前を使うなって言っていますがそのことについて質問がきたので書きます。

この方は、「スポーツで足って言えば大腿四頭筋(ふとももの前)とふくらはぎだと思ってきたしそう言われてきたが違うのか?腰が入るとか腰が極まるっていうのは足にしっかり力が入るってことだから膝をルーズにっていうのはおかしいだろ!」とのことでした。

私はこう考えます。

スポーツの足腰は総じて股関節を骨盤のことです。腰が入るの定義は股関節と骨盤が連動し下肢などのそのたのパーツを支配する際に体幹部に一定の保持がある状態をさします。また腰が極まるとは股関節の出力が出せる状態にあることさし、股関節屈曲が優先的におこる。


かたくお答えするとこうなります。

基本、運動の出力は膝の伸ばしの力ではなく股関節の伸ばし、股関節伸展力が一番でありそれを優位に考えるべきだと思っています。股関節を曲げる意識をもち腰を下ろしていくと膝は股関節とほぼ同じ角度で曲がります。しかし膝を優位に働かせると股関節は動く事をしません。つまり股関節を優位に動かす事は膝ももっと言えば足首もコントロールできるのです。昔のひとは経験でこのことを知っていて「足と腰をつなぐところ」=股関節をさして≪足腰≫っていったんじゃないかなって思っています。

バッティングでも私がしていた空手のパンチでも強く速い人は股関節の伸展ができています。


ふくらはぎのことですが、私はいらないって思っています。ふくらはぎがデカいと足は速いですか?ボルトはそんなにデカくないですよ



ここに写っている選手はみんなそんなにふくらはぎデカくないでしょ。すべてを筋力で考えるとステップや地面を蹴るときに必要な感じに思うかもしれませんが身体が重くなるだけで無駄です。

理想の下肢はお尻がぷりっ太ももの後ろがそれに続き、脹脛は普通。これでいいんです。

あと腰が極まるなどの時に足にしっかり力が入っている・・・ってことに関しては、しっかり力がはいる状態を作って力を入れない。力をいれた状態ではそこから動いたりさらに力を入れようとすると一度力を抜かなければいけません。動くときに(バッティングならボールに当たるときに)最大の力を入れたいわけですから、それまでは形は作れど力はいれずがいいのです。しかし股関節は伸展で力をだすのですから臀筋(股関節伸展筋)を伸ばしてそこに刺激をおくりすぐに働かせたいので臀筋下部で体重を受けるのです。

ふーっ、たくさん書いたあせる

ややこしかもしれませんが今回の最大のキーワードは

身体の最大の出力は股関節伸展力ってことです
今日は股関節の屈曲について

股関節の屈曲とは仰向けに寝て膝を自分の胸の方に向けてくる動きです。


これにもあるように今までは120度とか135度とか言われていて私もなんの疑いももっていませんでした。しかーし、ある解剖研究での発表で「軟部組織を除去した骨盤と大腿骨で股関節の屈曲を測定すると臼蓋と大腿骨頸部がぶつかるので平均93度以上はしない。身体は筋肉といった軟部組織が存在するので70度ほどしか屈曲しない」あった。

まじか!

骨盤の連動なくしては70度以上行かないんです。ってことは今まで推奨していた座り方は大腰筋にストレスを与えていたことになる。

今まで推奨していたのは骨盤を引き坐骨で座り背骨を仙骨にそってまっすぐにするというもの。


これで楽に座れていると実感があったのですが、股関節は実際は90度にいかないのではそれは骨盤が調整していることになり(つまり骨盤後傾)骨盤を立たせるのと逆。そのギャップを背骨と大腰筋にかけていたことになります。


そこで股関節が90度にならないように椅子をいじくり実験

DSC_0561.JPG
これで傾斜をつけ膝が前の棚にあたるのでここにタオルを引いて体重を分散
DSC_0562.JPG
これの方が力みがなく楽。

もともとこんな感じに設計された椅子も販売されています。もともとは海外のもので高かったようですが最近は安いものもあるようです。

股関節の構造からはこちらの方が正しいようなのでいいとおもいます