いきなりなんじゃい!って思ったかもしれませんが、これが今日のテーマです。肩こりの原因についてや仕組みについては今までにも述べてきましたし世間でもあーだこーだ言われています。あげくには二足歩行の宿命なんて言われどうしようもないって感じにされています・・・
しかしこれにすんごい違和感があるんです。だってこの世には肩がこらないって人いますから。私もとっても苦手なパソコンを長くやらない限り肩はこりません。厳密にいえば右はこりません

左は数年前の事故以来鎖骨が痛く、疲れると外れそうな感覚と痛みがきついのでその時はこります。
ではなぜ私やこらないのか。答えは簡単。腕を僧帽筋で挙げないから。手作業するときに無駄に肩をすくめるように力を入れないから。肩や胸の筋肉を無駄に使わないからです。

では実験です
みなさん「前になれ!」してください。
その時の状態を写メに撮ってもらうか鏡で見て下さい。
肩挙がってませんか?
次に片方の腕だけ前になれをやめて胸の筋肉をさわってみて下さい。
中央付近や上の方が硬くなっていませんか?
こんな状態があれば前になれだけでも肩がこるように身体を使ってしまっています

本来前になれの状態では肩甲骨が開き前にスライドしますその時に使う筋肉は肩甲骨を下げます。ですから肩が下がり力感が全くないような感じで挙げるのが普通なんです。これが出来ているかの一つのめやすが肩のえくぼ。

力が抜けて肩甲骨が下がってしかも胸の力も使っていなければできます。
これが腕の使い方の第一歩です。ここから背骨によって動かす感覚ってやつに移行していきます。
まずは力感のない「前になれ!」を練習してみて下さい。