未知との遭遇~その1~ | 田島さんが作ってます。

未知との遭遇~その1~

朝、バス停にて

上品なおばあさまと「バス来ないわね~」

と小話をしておりました。

すると突然

おばあさん「若い方は、これから世界がどうなっていくと思う?」

かお「・・・・・・・・・」


おばあさん「ほら、今不景気で大変じゃない?

  若い方はこれから世界がどうなっていくと考えているのかしら?

  と思ってね。」

えっ「……そうですね・・・

   世界はわかりませんが、日本はどんどん住みにくくなっていくでしょうね。」


おばあさん「そうよね・・・

   でも大丈夫よ。未来は明るいの!」


かお「はぁ・・・・・」


おばあさん「神様が作ってくださった地球を人間が壊しちゃっけど、

   またよくしてくださってるって言ってるのよ。」


と私がパンフレットを手渡されたのは言うまでもありません・・・・ガーン


この際、勧誘だったことはどうでもいいとします。


私の中に‘質問への答えがなかった’こと。

それがなぜかとてもひっかかりました。


「これから世界はどうなっていくのか?

 未来は明るいか?」


いつも普通に生活していると、

自分を中心コンパスに地球地球が回転しているような気になります。

でも

地球地球が回っていて、そこにとっても小さな自分ちいさいおっさんがいて、

一緒に回っているにすぎないんですよね。

自分を宇宙に飛ばして、遠くから自分に聞いてみる。


「これから世界はどうなっていくのか?」

 未来は明るいか?」


少し、答えがでた気がしました。


もちろん待っているだけでは、

未来は何も変わらないことは知っています。


ただ、私よりも明日が少ないであろうあばあさまの

未来を語るキラキラした瞳が

気になったのでした。