ポイント
・15分経過したらちがう内容に進んでください。児童はすぐに飽きてしまうので。
・ひとつのメニューが難しい児童がいたら動作を分解してやらせます。
例えば、キャッチで一度止めるとか、複数の連続する動作を一度ストップさせます。
・ボールの大きさ、重さが児童の手の大きさに合わないときは、ボールを小さいもの、軽いものに変えて練習をしましょう。
・ひとつ一つをゆっくり丁寧にさせます。まず正しい形と姿勢をつくることが最優先です。「高く上げろ」、「遠くへのばせ」はもっとできるようになってから。
「開始」
今日の練習のふたりペアをくじびきで決めます
ダッシュ
キャッチボール
「アンダーパス」
1.ひざ床つきアンダー
かまえ→ひざを肩幅に開く→腕を組み、面を作る
正面からくるボール、左右にくるボールを返球します
2.床ぎりぎりキャッチ
ステージにひとりがボールを持ち、真下に落とします。
ステージ下で児童がかまえていて、ボールの落下に合わせひざを曲げおしりを低くして、床ぎりぎりでキャッチします。
上手にできるようになったら、うではキャッチからはさみに変えます。
3.やまなりボールを止める
ステージ下の児童はステージから後ろへ、1メートルくらい下がります。
ステージ上から放物線でボールを落とし、下で構えている児童はボールの落下に合わせゆっくりひざを曲げ、アンダーに組んだ腕にボールをのせます。
ボールの落下速度を吸収できるようにひざのばねを使い工夫します。
できるだけ小さなバウンドにすることが上達のコツです
4.やまなりボールを返球する
ステージ下の児童はステージから後ろへ、1メートルくらい下がります。
ステージ上から放物線でボールを落とし、下で構えている児童はボールの落下に合わせゆっくりひざを曲げ、アンダーでひざのばねでステージ上のひとに放物線で返球します。
できるようになったら、距離を2メートル、3メートル、4メートルと長くしてみましょう。
5.1列アンダーパス
※アンダーパス、オーバーパスは前後、左右にボールを送り、ステップの練習もしましょう。
「オーバーパス」
1.バスケットボール・パス
手首、肘の連続した動きを習得します。かたひざ立てで床にすわります。
かまえから、ボールがきたら、大きく指を開きボールをおでこのまえで包みます。
ボールをおでこの中心に当て止めます。
ゆっくりボールを正面のひとに送ります。このとき、手の形を残し、最後の指と手首の形(はとの翼、親指が下)を自分で確認しましょう。
※連続でパスをすると手首が故障するので注意してください。
バスケットボールをバレーボールに変えてパスしてみましょう。手首のうごきがよくなりました。
2.壁パス
壁の直近で手首だけでパスしてみましょう。手首がうまく動くようになったら
壁からの距離を50センチ、1メートル、2メートルと離れて肘のうごき、ひざのうごきを足していきます。
ていねいに力をいれないでします。ボールを送り出すときは、右足に体重をのせます。
3.一列オーバーパス
児童はネットから50センチ離れ平行に一列に並びます。
大人がボールを放物線で送り、児童は前進しながらボールをオーバーで返球します。ことのとき、必ずネット側の足が前になり、重心をのせ、最後はうしろ足が床から離れます。
ネット側の腕と足がボールを送るための軸になります。この軸に沿ってボールは飛びます。
できるようになったら1回直上をいれて返球してみましょう
「サーブ」
サイドハンド
床のライン上に片膝を立ててすわり、サイドハンドでサーブを打ちます。
ラインの上空をボールがとぶようにします。そのためには姿勢をまっすぐに、前の足のつま先をボールが飛んでいく方向にします。
できるようになったら、立ってネットの近くからサーブを打ち、相手コートに入るごとに少しずつ、ネットから離れたところからサーブします。
「アタック」
ネットの高さをいちばん低くします。また、身長の低い児童がいたら、ネットをゆるめ、もっと低くします。
児童はネットに垂直のラインに両足を乗せ、頭を両手でつつみハンモックにねているような腕の形をつくります。
左手を斜め45度上にのばします。最初は透明ボールで練習しましょう。
左手の平にボールが来たら、右腕を伸ばしながらボールを下へ打ち付けます。
姿勢を垂直にして。背骨を中心軸に180度回転します。
上手になったら、ネットの反対側からボールを高く上げてもらい、打ってみましょう。
「ゲーム」
ファーストコンタクトだけキャッチOKゲーム。
セカンドコンタクトだけ、キャッチOKゲーム。
子どもたちでボールがつながるゲームを子どもたちとおとなが相談をしてルールをつくりやってみましょう。
20241117