休憩のとりかたですが、
きっちり10分間休む子、
逆にすぐにボールを触りたがる子がいます

休憩とは集中力を持続させる上で必要なものです
休憩は水分補給だけではなく、
3人レシーブのあと、軽くオーバーパスや対人をするのも
集中を高めます

もっと大切なことは、
休憩は子どもたちにとって指導者から解放される時間です
ですから、休憩は自由であってよい
そのチームそれぞれの休憩のとりかたがあります

そして、
「はやくボールに触りたい」、「つぎの練習はきつそうだからしっかり休憩をとろう」、
「今日はたいぎだなあ」、「ラクしたいな」など
ひとり一人の子の表情をみるとわかります

休憩はひとり一人の子をみながら
プレッシャーをあたえないように気を付けて
この後、予定の練習をどれくらいの負荷でやるか、調整する機会です
また練習内容の変更も考えます

バレーボールが大好きで、家でもボールを離さず遊んでいる子
枕元にボールを置いて眠る子

サッカーでも、バスケでも同じで
休憩中なのに水分をとったら
走ってもどり、すぐにボールを触る子がいます

なんとなくバレーボールをしに来ていて、
体育館を出るとつぎの練習までまったくボールに触らない子

いつまでも友だちとおしゃべりをしている子

1万回ボールを触る子と10回しか
ボールに触らない子が
その成長に大きな差がでることは、
子どもたちでも知っています

子どもたちは、友だちの中にすごく上手になる子がいて
なぜ自分と10倍以上の差ができるのか、わかっているのです

バレーボールに対する気持ちが、大きな実力差となり
それはチームでの人間関係をつくります