最近 朝イチのニュースで
体罰問題が 毎日のように取り上げられてます
もちろん 個人的には体罰肯定派では決してありません
でも この類のニュースを登校前の子供たちは
学校へ行く前に 歯磨きをしながら・・・
制服に着替えながら・・・
無意識に 耳からの情報を得ていると思います
そしてこの情報を正しく理解しているのだろうか![]()
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と 少々心配しています
年齢が バレバレですが
私の学生時代には スポーツ推薦なるものは
存在しませんでした
少しでも偏差値の高い高校に入学するには
勉強をする以外 方法はなかったのです
しかしそのセオリーが スポーツ推薦なるものによって
バランスを崩しているような気がしてなりません
親も 勉強はイマイチなわが子に
何とか スポーツ推薦を狙って実力以上の学校に
進学させたいと思い
あわよくば・・・
大学の進学も期待したりして・・・
その結果 学校の先生に対し
教師としての姿を求めることより先に
子供の将来の救世主のように崇めたり
親がするべきはずの 躾を
どこか 誰かに委ねているような
安易な身の置き方をしているのではないか?
とさえ 思ってしまします
かくいう我が家のこどもも 二人はスポーツ推薦で
進学しました
当然のように 勉強はたいしてしていません
しかし スポーツをしたおかげで
近所のおばちゃんに
「いまどき珍しく きちんとあいさつができるね~」
程度のお褒めをいただいてはいます
それはそれで
親としては 満足しています
我が家の場合・・・
スポーツで 一流を目指すほど
親も子も 正直メンタル弱く 人の何倍も努力が
できるほどの頑張り屋さんではないので
分相応に
結果として 大それた夢は追いかけませんでした
ただ スポーツでは一流選手にはなれなくても
スポーツを通じて
人間として 大切なことを
たくさん学ばせて頂いたと 感じています
こどもが 成長する過程では
親であっても 教えることができないこと
例えば 経験だとか 試練だとか
自分で直面してこそ 体得できる何か
こそが大切なことではないかと・・・
スポーツをする=強くなる・一流になる
ではなく
スポーツを通じてその向こうにある何かを学ぶ
とするなら
単に体罰の是非で終わらず
親も子も 求めるものが 違ってくるのでは・・・
と 思うのです
朝の体罰のニュースを見る度に
違和感を覚えてしまいます
願わくば・・・
子供たちが そのてのニュースをインプットしても
自分にとって都合の良い解釈をせず
正しい理解をしてくれますように!
遠回りしても
挫折をしても
何かを学んで
「人生は愉しい
」と思いながら
素敵な人生を 歩んでくれますように・・・![]()
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