こんにちは
RITZKOです。
本日の天職見直しセッションのお客様。
ご自宅でセラピスト起業されていますが
なかなか思うようにいかず
続けられるかどうかを迷っていらっしゃいました。
リスクの少ない事業なので辞める理由もなさそうです。
でも「やるぞ!」ってモチベーションもない。
ご本人もかなり、ご自身のことを分析されてきたと思います。
「大切にしていること」の見直しをされたときに
客観的に見て、満たされていない価値観がありました。
【貢献】【感謝されること】
ちょっと話は変わりますね。
「大切にしていること」の中に
純粋に大切だと思っている、これがあれば幸せだということのほかに
「これがない自分は価値がない」というキーワードが
含まれている場合があります。
例えば「誰かに貢献できない自分は価値がない」
といった具合に。
この場合、この「貢献したい」という欲求を
満たすべきなのかどうか。
心のことを学ばれた方は特に悩まれるところだと思います。
自分の与えたものが返ってくるのが宇宙の法則。
不足感をベースに動くと
不足の現実が生まれることになる。
誰かに貢献出来て幸せだし
誰かに貢献できない自分には価値がない
という両方の思いがある場合は
客観的にご自身の子事をモニタリングしながら
動くようにするのが良いと思います。
例えばですが、エステティシャンとして
お客様の美や癒しに貢献できていると感じている。
あるお客様が、あまり満足されていないのではないかと
不安になってしまった。
ここで、「貢献できない自分には価値がない」という思い込みをベースに
例えば、割引したり、時間を延長したり、余分なクーポンをわたしたり
無理やり褒めちぎって良い気分にさせようとしたり
そういった行動を取ってしまうのは避けた方が良いということです![]()
こういう時は自分の心地よい状態からずれていますよね?
もちろん、リラックスして自分の心地よさの中から
クレームやご要望にお応えしたいとか
プラスアルファを提供したいと思う場合は別です![]()
誠心誠意のサービスを提供したのに
喜んでいないお客様がいらっしゃったとしたら
ただ、それはあなたのお客様ではないというだけです。
他のお店に行っていただいた方がお互いのため。
シンプル![]()
「わかっているけれど自身を責めてしまう」
と思うので
「自分に足りなかったと思ったんだねー。
喜んで欲しかったのにねー。
悲しかったねー。」
って、ただただ否定せずに受け入れてみてください。
目の前のお客様の反応に巻き込まれすぎず
自分の心だけを客観的にモニタリングして
どんな感情、反応も
「ぁぁ、こんな反応が出てきたなー」
って受け入れるように練習していると
徐々にその反応が薄くなってくることに気づくかもしれません。
そして、内側に「どんな感情を持ってもいいんだ」
って安心感が広がると
不思議とそういうクレームを言うお客様が減って
人間関係に安心が広がることを体験するかもしれません。
価値観の裏側に、無価値観が隠れていたとしても
その価値観を満たすことに純粋な喜びがあれば満たした方が良い
んじゃないか?というお話でした。
是非実験してみてくださーい。
今日のモニター様のお話に戻ります。
「人の喜びに貢献したい」という価値観をお持ちだけど
セラピストとして活躍できる機会が少ない。
もちろんメニューや集客方法などを見直す必要もあるのかもしれませんが
そのモチベーションも今はない。
こういったときに、「これは天職ではないのでは?」
と考えうる場合もあります。
でも、単に今はエネルギー不足なだけかもしれません![]()
わたし自身もそうでした。
オリジナルメニューを提供してきた後に
一定期間、動きたくないしんどい時期がありました。
潜在意識の徹底的な見直し、病気、コロナと重なりました。
1年間の治療機関の後、働こうかなーと思ったときは
業務委託などの形で、頼まれごとで自分の嫌でないこと
ストレスのない働き方ができることをしていました。
シンプルに相手側から頼んでくださったこともありますし
こちらから、「こういう形でお手伝いできることがあれば」とお話しして
頼んでくださるようになったケースもあります。
その後、自然にやる気が出てきた時期がありました。
単に、お仕事ということに対してエネルギーが湧き出ている時期と
枯渇している時期があっただけで
やっていることの向き不向きとは別問題でした。
もちろん、再スタートに当たりやっていることも見直しましたけど。
すごく動きたいのに抵抗感がある場合はまた別です。
単にしんどいのであれば、動く時期ではないかもしれません。
大胆に動くのはしんどいけど
【貢献したい】という価値観を満たしたいのであれば
(そもそもこれが満たされていないと喜びは減るはずです)
ご自分の事業と別の形で満たせば良いだけの話です。
例えばボランティア、地域活動、パート、コミュニティ
何でも良いと思います。
貢献できている喜びを感じたり
社会や人との接点を持ったり
何より新しいことから刺激を得ていると
ご自身の事業に力を入れたくなったり
もしくは別の形で動きたくなったりするかもしれません。
モニター様をお話しさせていただいていると
万能なアプローチというのは存在しないと感じます。
お一人お一人のご経験や考え方
心の状態などを細かくお聞きして
客観的に見るからこそ気づける盲点を見つけて
少しでも楽になったり前向きになったりする
ご提案をしていきたいと思います。
