当然の流れといえばそうなのかもしれません。このタイミングでカウンセリングが始まり、母親との関係などいろいろと見直してます。少しずつ自分らしい生き方が始まってきて感じることは、私は夫との関係の中ですごく気を使っていたし気付かないうちにトラウマになることがありました。本人にも私を傷つける気は全くなかったと思うのですが、彼が自分の中に溜めてきてしまったものを私はなんとか自分が我慢することで良い方向に持っていこうとしていた部分があったと思います。夫にしてみたらそれは心地良いものだったことでしょう、自分自身を見なくても私がその重荷を背負っていたのだから。
でも、その結果ものすごく傷ついて自己表現すら昔のように出来なくなっていた自分がいたことに初めて気付きました。それは愛しの彼に気持ちを伝えたくて作品を作っていくうちにどんどん出て来た本来の自分が気付かせてくれたことなのです。正直びっくりしました。自分で気付いてなかった自分が思いの外大きかったこと。
もう私は誰の感情の責任も持たなくていい。メッセージの返信が遅いかスルーかの彼に学んだことは、全てに対応しなくても良いということ。私は自分が大変な時にでも人のメッセージにいちいち真面目に対応していたので、ただ吐き出したい人が吐いていくことが多々ありました。私が聞いて欲しい時には聞いてくれないようなタイプの人もいました(同じレベルで会話ができないだけだと思うけど)でももうそれにも反応しなくて良いってことも彼が教えてくれた。
そういう意味でも彼と出会ってから過去の自分と向き合いつつ、いろいろなことに気付きながら少しずつラクになってきている私がいるのです。こんな恋愛は本当に本当に初めてのこと。いつもは相手に気が向くのにこんなにも自分にベクトルが向いている。そして自分の本当の幸せを考えさせられている。彼の存在は大きな宇宙みたいに私を包んでくれてるのです。ありがとう、愛してる。