暗闇をずっとひとりで彼の姿を探しながら歩いている。ずっとずっと存在は感じながら、でも見えなくて時々怖くなるときもあるけどそれでも私は進まなきゃいけない。


するとふと、彼の姿が目の前に現れる。ちゃんといるから大丈夫だよって。それで私はまた安心して歩いていかれる。


その手に触れられるのはいつなんだろう。


昨日ふと連絡がきました、私の作品を気に入ってくれたみたい。もっともっと安心したい。だから私は自分に素直になってこう。もう無理はしないんだ。


少しずつでいいから、ゆっくりと近付いていきたい。きっと気付いたらあのあたたかい手を握っている。普通に横にいるのが当たり前になってる日がきっと来る。