すごく切ない曲を聴きながら、男と女が惹かれ合うポイントはなんなんだろうと考えてました。私は昔からちょっと影のある人が好き。憂いのあるところにセクシーさを感じます。影のないようなポジティブで明るすぎて子供みたいな人は苦手かも、、というかセクシーさを感じない。ちなみに夫は割と表向き天真爛漫なタイプ、だからか性エネルギーを感じられないのかも。何となくひとりで完結していて、まるできょうだいのように楽しい関係ではありますが。

 

とにかく私は自分を本当に押し殺してきたな〜と思う。ツインレイの話をしている親友2人に言わせると、私は結婚生活で痛々しいくらい我慢してるし、周りへの気遣いも半端ない。ちょっと複雑な家庭で育ったのでそれは確かにあるかもしれない。いつも周りの顔色を伺っていて気付いたら自分のことは後回し。。

 

結婚観にしても植え付けられた「女の子は我慢」というのが根底にあるのでとにかく私さえ我慢すればというのがモットーでした。だから辛かった。誰にも言えない辛さ。言ったからといって変わらないしね。でも多くの女性はそういうものだと思って生きてらっしゃるのではないでしょうか。夫に女として見てもらえなくなっても我慢。浮気されても我慢。やりたい放題されても我慢。だけどそうして女性性を殺していくことで何のメリットが果たしてあるのだろうか。

 

もちろん子供が育っていくためにはお母さんはしっかりしていなくちゃいけない。私は多分それが大きかったかも、、とにかく子供たちのために歯を食いしばって頑張ってきた感はあります。結婚するにあたってもすごく好きな人と結婚というよりはこの人と結婚すれば幸せになれるかなという打算的なところはあったと思う。愛するより愛される方が幸せだと思っていた。でもずっと怖かった、本気で愛せないことと見捨てられるんじゃないかという恐怖心。すごく矛盾しているけど最初から複雑な思いがあったことは否めないのです。

 

それでもこの波に乗ってみよう!という冒険心で結婚してみたのも事実。

そして自分なりに夫を理解しよう、寄り添おうと努力してきたのも事実です。

たくさん泣いたし笑ったし、愛したし愛されたし、いろいろな経験をして本当に多くを学ばせてもらった。

 

だから愛しの彼に出会うまではこれで夫との間に着地点を見つけて、このまま男と女の真髄は見て見ぬふりをして穏やかに歳をとっていくのだと思ってました。男女の関係なんて歳を取れば自然になくなるし、なくてもきっと生きていかれる。もう諦めようと思っていた。いつだって恋はしたかったけどその気持ちは心の奥底に隠して生きてきました。

 

それでも昔好きだった人に対しての淡い恋心を抱いたまま、その人とは一緒にはなれなかったけどいつかお互い歳をとってひとりになっていたら一緒になろうねってした約束を、私はバカみたいに大事にしていて。。でもちょうど愛しの彼に出会う数日前にその人との再会があり、あっけなく振られてしまったのでした。夫とも冷めて、支えだった思い続けていた人もダメで。もう男の人は信じられないな、、、本当にもう自分は女ではなくなってしまった。そう思ったら涙が止まらなかった。

 

そしてこんな私が次に恋をするとしたらよっぽどのことだろうとは思っていたのです。ここまで貞操も保ってきた訳だしそうそう簡単には落ちない。こうなったら意地でも良き母良き妻を演じ続けて自己満足で人生を終えよう!とすら考えていました。

 

なのに、、、、彼の破壊力は半端なかった。

 

まるで龍神なのかと思うほどの私を上に引き上げる力。最も予期しない時に出会ってしまった。それがどういうことなのか理解するのにも時間がかかった。まだ半分夢見心地でわかってないところもあるかもしれない。とにかく私の世界がひっくり返るほどの強力な何かであることは間違いないのです。

 

何度も、出会わなければよかったと思いました。私は自分なりの性に対する答えも見出していてそれなりに幸せだったのに。。でも彼はイヤというほど私の中のオンナを引っ張り出した。ずっと眠っていたそのコアの部分をいとも簡単に呼び起こしてしまったのです。もうどうすることもできない。逆らえない。もう一生ついていきますって感じ、笑

 

でもツインレイかもしれないという以外に何がそんなにお互いを惹きつけたのだろう。彼は自分がとんでもなくセクシーだということには気付いてなかったみたいで、でも私からするとあんなにも初対面で欲情させられた人は生まれて初めて。たぶん彼にとって私もそういう存在だったのでしょう。セフレとしてでもいいから付き合ってだなんて会った日に言われたことも初めてだし何もかも驚きの連続でした。

 

男と女、この世の生命を作り出す性のエネルギー。

 

やっぱり遠い昔に離れた悲しみと何度も生きてきた中での苦しみ。

愛の憂いがどこまでもこの魂の片割れを惹きつけるのかもしれません。

それはまるで光と影、夜と昼のように相反するふたつでひとつのエネルギー。

それがどうしようもなく惹かれ合ってしまうのは統合への渇望以外に私は考えられないのです。。。

 

魂は約束をしてきているからツインレイだとしても今世では一緒にならない魂もある、ということはわかってます。でも私は今世でこの彼と一緒になることしか考えられないし、そこからやってくる生命エネルギーがとんでもないこともわかっている。すでにそれが人々に希望を与え奇跡を起こし始めていることも知ってる。私たちが繋がることによってもたらす光が本当に世界を変えていくこと、それをすでに感じているので彼がどんなにぶっきらぼうでも笑い泣き信じられるし頑張れる。二人が今どんな状況下にあろうともこの愛に確信が持てる。宇宙の壮大なサポートもあるので邪魔すら入ってこないのです。それは私たちは私たちであり、私たちでないからなのです。

 

そうやって考えていくとツインレイに出会えるまでは大変なのかもしれない。イヤというほど学んで失望させられてもう諦めた!って思うとやってくる。そして会えてもまた道は続いていく。いま彼をうんと抱きしめたい気分です。