何歳になっても
私たちは、気づくことも出来るし
その反対に、頭の中の創り上げた世界に居続けることもできる。
先日80歳近くになる方と関わって思ったのでした。
ご縁のある方の、お話を聴く中で
いつもたくさんの学び、感動(心震えること)、洞察をいただいています🙏



気づきに年齢が関係ないのは
私たちが肉体だけの存在ではないことを、物語っているなぁ…と思います。
一般的に経験を重ねて重ねて
年齢に応じて私たちの頭はかなりかたくなるから
実際に年齢が高くなるにつれて気づきは起きにくくなるように思います。
それでも
体感
すると、気づきはスピーディに起こりやすい。
体感したことを、自覚できたらの話だけどもね。
体感しても、その感覚を流してしまったら無かったことと同じ。
だから感じていることを、丁寧に見ていくことはとても大切なポイントです。
その方とは、お話しを伺っていても何十分か経ってもなかなか感じていることに行きつかず(無意識に避けている感じ)
考えていること、ばかりをグルグル話されていました。
たくさんの経験や
たくさんの感情体験がおありだろうから
その中に埋没し、気づきを得るのもなかなか至難のワザ…
それも自然なことでしょう…
そこで





一緒に呼吸法をしました。
目を閉じて
背骨を長く保ち
鼻からゆったり吸い込み
丁寧に吸い切ったら、少しの間を感じたあと
鼻からゆったりと吐き切ります
3分程度。
ゆったりと目を開き
手足首を動かして、体の感覚を思い出していきます。
……
……
そしてその方は
少したち…
「自分はいつも、あれもこれも。
自分にいつもたくさんの宿題を出している。
とどまる、ってことをして来なかった。
瓶の蓋を開けるにも、心ここにあらずで、いつも蓋を閉め切らなかったりして、こぼして仕事を増やしたりする。」
呼吸法で
『とどまる』
体験。
もしくは、『(誘導されても)とどまれない』体験をしたのかもしれません。
今
しか、感じれないし
今
しか、行動できない。
今
しか、ないのに…
私たちの頭は、ついつい、先へ先へ行ってしまいますね

私たちは、急がなくて良いことに急いでいる
私たちは、有限の命で無限の欲を満たそうとしている
もし
頭の回転、思考がグルグルして、先にばかり意識がいくようでしたら
静かに座して
ゆったりと呼吸をしてみてください。
丁寧に
丁寧に
呼吸を見つめながら、1分でも2分でもしてみてくださいね






