これ、何しているところかわかります
(店の窓から撮影)
昨日の朝、店のとなりのニレの並木道。
1本のニレの木に、カラスの巣がありました。
“ずいぶんと、上手に作るもんだなぁ・・・”と技術的な巣を見て、感心してました。
また、時々外にある町内のほうきから、くちばしを使って掃く部分の枝を引っ張って取ろうとしている姿もみかけたことがありますが・・・あれも、巣作りのためだったんだな、とわかります。
でも、昨日の朝
写真の通り
市の人が、巣を除去しました。
見ながらも
複雑な思いがありました。
人間は、自分たちを「守るため」に巣を除去したのでしょう。
卵があるときは、親鳥は過敏になるといいますし
私も実際、頭をコツッとされたけど。。。
野生の動物からの被害から「守るため」なのでしょう。
(クマなどのことも、TVで時々観ます。。。)
かたや
カラスのほうは
見ているしかない状況下の中
職員が巣を撤去している間に「カーカー」と鳴いて、仲間を呼んだりしていましたが
なすすべもなく
自分の卵と家を奪われていきました。
「いい」「わるい」ではなく
ここから、いったい何を感じて、何を得て、どう変わっていけるんだろうか?・・・なんて考えたりして。
一連のことを眺めていたら
私には、震災のことが頭をめぐりました。
人には、「天災」で
からすにとっては、「人災」で
でも、同じ「家」や「家族」を、なすすべもなく奪われたことは一緒だと感じました。
でもね
後者は「人災」。
ってことは、人が変わればチガウ生き方が出来る。ってことなのではないか。って。
上司の命令に従い、作業的に仕事をしてお給料をふつうにもらう人もいれば
この作業にこころを痛めて、問題意識をもって葛藤する人もいるんだろうな。。。とか、そんなことまで頭が巡ります。
ここで、目に見えることが色と繋がるんです。
「守ること」というのは、レッドで表現できるでしょう。
このカラーは、イメージできるように“血”“地”“命”など、根本的なエネルギーです。
また“同族の意識”とも言われていて
「我々人間は・・・」とか
「〇〇家では・・・」とか
「〇〇族として・・・」とか
そんな同族の意識のカラーでもあります。
この意識を少し高いところに持っていけば
“同族”(人間)から“同じ地球に生きる生命”となります。
人間種族を「守る」ことだけでなく
地球に生きるものとして、尊ぶことが出来るのでは。。。ないか。
これには
「共存」というキーワードが生まれてきます。
このキーに対応するカラーが、コーラルと感じます。
コーラルは、レッドに少しのイエローが入ります。
イエローは、意思の色でもあり、知識・知恵の色。
オーラソーマでは “新しいキリスト意識のカラー” とも呼ばれています。
人の身体が、肌色で皮膚で覆われ「ひとつ」となっているように
このコーラルという色は、すべてを繋げてひとつに包括するような色にも感じます。
繊細で敏感なエネルギーでもあるコーラルは、様々なことに気づける柔軟性をも備えています。
視点をあげれば、「人」も「からす」も「クマ」も、みんなこの地に生きる生命としては同じ、ってことになりますよね。
ほんの少しの知識と気づきと、理解があれば
わたしたちは、守ることなく共存できるのかなぁ。。。
そんなことを感じながら
文章で模索してみた、今朝です