昨年、購入したのに
まだまだ、読み終わっていない本です
寝る前に、読んだところが気になって
ここでシェアさせていただきますね
「私とは誰でしょうか?
七つの要素(※1)からなる粗大な身体、それは私ではない。
五つの五感器官、聴覚、触覚、視覚、味覚、嗅覚は、それぞれの対象である音、感触、色、味、匂いをとらえるが、私はそれらではない。
五つの能動的器官である、言語器官、運動器官、認識器官、排泄器官、生殖器官は、それぞれ話すこと、動くこと、理解すること、排泄すること、楽しむことという働きをするが、私はそれらではない。
五つの生気(※2)、すなわちプラーナなどは、吸気などの五つの働きをするが、それは私ではない。
ものごとを考える心でさえ、私ではない。
対象物の印象だけが刻み込まれた無知も、対象物も働きもない無知も、私ではない。」
(※1)七つの要素:栄養液、血液、肉、脂肪、骨、髄、精子。
(※2)五つの生気:パンチャ・プラーナ 身体で働いている五つのプラーナ(気)。アパーナ 下降する気。プラーナ 上昇する気。サマーナ 食べ物をアパーナに運ぶ気(消化)。ヴィヤーナ プラーナとアパーナをとらえる気。
ウダーナ 食べ物や飲み物を上下に運ぶ気。
(「あるがままに ラマナ・マハルシの教え」 より)
いろいろな部分で構成されている私たち、人間。
いつから
「私」を自覚、認識するようになったんでしょうね。
1歳。
ん・・・全く覚えていない。
2歳。
かすかな記憶・・・何個かあるかも。
・・・
私の場合
「身体」よりも前に
「感情」のことを「私」と認識していたように思います。
みなさんの、一番はじめの「記憶」ってなんですか
そのときの感情って覚えていますか
この「最初の記憶」って、後々にも私たちに意味ある影を落としていることがあるようですよ。(悪い意味ではなくてね)
私の、一瞬のかすかな記憶。
それは、ストレッチャー(病院の動くベットのようなもの)に乗って
すごい勢いで運ばれていた。・・・記憶です。
視線は、進行方向斜め上の天井と、自分の足元。
母の話では
1歳になる前に、脱水症状で運ばれたらしいです。
今でも、左足首の内側に点滴をした痕が残っています。
そのときの「感情」とは
漠然とした不安。だったように思います。
なので、なのかわかりませんが
「安心感」というものに
いつもフォーカスしてしまいますね
どうぞ、みなさんも
「はじめての記憶」を探求してみてくださいね。
何か、根本的なものが見えてくるかもしれませんよ