最近、TVを見る機会が少し増えました。
先週から、『家政婦のミタ』を観ています。だいぶ、遅れてますが・・・(最終回も近いかな?)
このドラマは、視聴率がとてもいいようですね
今日、2回目に観ました
簡単に、説明を。(ちょっと、あやふやですが。)
家政婦のミタさんは、無表情で笑顔がない女性。
頼んだことは、しっかりやってくれる人。
明らかに、表情のなさ加減は「ふつう」ではない雰囲気をかもし出しています。
どこかハートを置き去り、もしくは凍りついてしまったような感覚です。
でも、彼女の作る料理はとてもおいしいらしい。。。
彼女が何故、そのようになったか?、は彼女の過去にありました。
幼い頃や大人になってから、壮絶な体験がありました。
「おまえのその笑顔が悪い。その笑顔がまわりを不幸にする。」と、何度も何度も言われ育ちました。
今日、ドラマの中で彼女は
「私は意志を持ってはいけないのです。」
「言われたことを黙って、ロボットのようにすればいいのです。」
― と話しました。
信頼関係が育ってきた子どもたちとの間で、自殺をしようとするミタさんがやや感情を出しながら話した言葉でしした。
このドラマをみて
とてもこころが苦しくなりました。
私たちの、こころを制限するもの。
さらに苦しさを生む制限。
それは「禁止令」と言って
私たちが7歳になるまでに、周囲の大人たちから植え込まれた“理不尽で”“苦しい”価値観なのです。
もしくは、環境からも出来上がってしまいます。
「~してはいけない。」
「~ではいけない。」
などです。
価値観は、定まったものではなく
家族間で受け継がれるものがほとんどです。
絶対ではないのに、「絶対」になってしまうのが価値観。
ミタさんの場合は、「笑ってはいけない」もそうですが
「幸せになれるわけがない」「幸せになってはいけない」。。。でしょうか。。。
・・・苦しいですよね
そして、それに伴う行動を無意識にとってしまいます
よく私たちが持っている
「がんばらないといけない。」
「完璧でないといけない。」
「いい子でないといけない。」
「笑顔でないといけない。」
「楽しんではいけない。」
などなど。。。も、そうです。
でも
価値観は、気づけば修正していけます
もともと、私たち、生まれたときってとっても自由だったんですもんね。
ああ~。
ミタさんが、笑顔になる日を見てみたいと思う、私でした
向き合ってくれる人がいると、癒しはすすみますね