『風』
これは、『ふう』と読んでください。
よく食事に行くと
“ミラノ風”
“中華風”
“地中海風”
などなど、この『ふう』がつきませんか?
この『風(ふう)』。
じつは人生全般に言える・・・と思うのです。
最近も、のっさんと私の間でこの話題になったので、ブログにも!と思い載せますね
以前、私が感情的問題で苦しくて苦しくて仕方がなく
セッションルームで丸まる1日泣き過ごしたことがあります
(歩いていても、涙が出て、電車に乗れなかったのです)
翌日、家に帰っても苦しさは止まりません。
このことはのっさんには、はなしたくない・・・と思っていたので、余計に吐き出せず苦しかったのです。
その様子を見ていたのっさんは、私に
『“困った・困った”、て思ってるけど、それは本当には困ってないんじゃない?
困った風(こまったふう)だよ。』
― と言いました。
「困った風・・・」・・・。
そうなのです。
「困った困った」「悲しい悲しい」「苦しい苦しい」・・・そう感情の渦中にいると、本当に苦しく感じるし、何かに振り回されている感じがするし、コントロールが不良な感じがします。
でも
「困った風」「悲しい風」「苦しい風」・・・とすると、自分はその渦から出て、客観的に見れるのです。
「困っている自分」「悲しんでる自分」「苦しんでる自分」・・・それを自分でみつめれるのです
風(かぜ)は、自然と吹いてきます。
大きな存在からのメッセージともとれるわけです。
私たちの感情も同じ。エモーション。
突然吹いてきます。同じ状況にあっても、自分と他者では起こってくる感情がちがいます。
自分から湧き起こってくる感情もメッセージなんですよね。
そんなこと言っても、苦しい
辛いんだ!
悲しいんだ
・・・大いに結構
感情に飲み込まれずに、感情を味わってください。
その嵐の中にいることも
嵐を出ることも
じつは自分次第で選べます。
とことん感じて、泣いて、わめいてもいいと思います。
たまったもの、吐き出しましょう
そのために訪れた、叫びなのかもしれません。
浮いてきた感情に、感謝し、しっかり受け止めましょう。
出し切ったら、静かにその嵐から出て、見つめて観察してみてください。
そして、さよならしましょう愛をもって、手放す。
『風』・・・の考え方。
いかがでしょうか