私は、この言葉をよくこころで反芻していました。
「いつかは、おわる。」
いつかは、私たちの肉体は死を迎えます。
・・・そう考えたとき、「今」をみてどう思いますか?
満足?もっと変えていきたい?とても不満?
以前は、この言葉の中に、ややネガティブなものを含んでいました。
“どうせ死ぬんだ・・”という、無力感を含んでいました。
でも最近は、とてもキラキラした意味を含みこの言葉を反芻します。
「とりあえずは、今回のおわりは来るなぁ・・・」・・・という捉え方。
そう、思ったときに、「今」をみると・・・もう少し進みたいと思うのです。
それは出世する、有名になる、大きな家に住む・・・・ちょっと前の価値観では全くないです。
もっと人間的に、大きく、おおらかに、信頼し、愛を感じる人へ・・・進みたいと。
以前、セッションを受けたときに
「また、人間として生まれ変わりたいですか?」と聞かれたときに
『・・・もういいかなぁ・・・』と答えている自分がいました。
そして
「だったら、今回、おもいっきりやったらどうですか?」
と言われ・・・それもそうだなぁ・・・と感じました。
愛することはポジティブなはずなのに、出し惜しみしたり躊躇することがあります。
それはなぜか・・・?
“どう思われるか不安”
“受け取ってもらえるか不安”
“嫌がられるかもしれない不安”
「不安」は愛から生まれます。
大切なものだから、不安になります。
でも不安がありながら、愛で満たすことは出来ない。
だから、「相手がどう感じるか・・・」は“自分の預かり知らぬところ”なので
手放す・・・しかないのですね。
そうしたら
もう “自分はどうあるか” だけに焦点をしぼればいい。
とりあえず、時間があまりありません。
あなたはこの世を去るときに、どんな顔をしていたいでしょう。
どんな気持ちでいたいでしょう。
・・・それがヒントになるかもしれませんね。